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[Ycomまとめ]小さいスタートアップでどうやってプロダクトを作るか(プロセス)

プロダクトを生み出すプロセス

- アーリーステージでプロダクトを生み出すプロセスがなく、困っていた。
- 代わりに長い議論をして仕様をかけず締め切りに間に合わず自信を失って行った。

適切なプロダクトを生み出すプロセス

- このプロセスをそのままコピーする必要はないが、プロダクトが生み出され続ける仕組みは最初から必要である。

①2週に1度リリースする

- アプリの場合、Appleの審査に少し時間がかかるので、それも含め2週に一度が適切なタイミング

②プロダクト責任者を設置する

- 何を作るかを決めるのではなく、目標達成できているかに責任を持つ担当

③KPIを設定する

- 事例としては、新規のコンテンツ数、新しいユーザー数、継続ユーザー数

KPIをベースに2週に一度テーマを決める

- 例えば、どのようにユーザーの継続率をあげるかなど

唯一の会社公式ミーティングであるプロダクトミーティングの開催

- 会社の全社員が参加すべき。4,5人の規模を想定している。
- 長くなっても絶対に結論を出す必要がある。
- 最初に大きなホワイトボードに、新機能、バグ、テストの3つのカテゴリーを作る。
- テーマで設定したKPIを改善するアイデアを全員でまずは書き出す。
- バグはサービス成長を止めている場合が多いが、着手されない場合もあるのでここで明確化して確実に改善する
- Easy, Medium, Hardで開発にかかる時間をそれぞれの開発項目に書く。(数時間、数日かかるなど、定義は企業ごとに決めるべき)
- 全員がこのプロセスに関わっていると感じるようにする必要がある。
- ただこの機能が絶対必要だと主張する議論よりも生産的な議論ができる
- 1,2のHard項目を最初に選ぶようにすべき。通常EasyやMediumばかり選ばれてしまうので。
- どれをやるか決まったら、それぞれの開発項目の仕様と誰がどのパートを担当するかを決める
- まずはプロダクトを顧客に出して反応を見るのが大事なので、仕様を変えてリリースを遅らせるべきではない
- テストは全員がやり、テストの大変さを共有しバグをなくしていくべき


感想

- 4,5人規模のスタートアップの様子が鮮明に想像できる具体的な内容でとても勉強になります。
- 議論の流れを決めて全員が脱線しないようにする、開発の目標を明確化する(この話の場合、一つのKPI改善など)をすると全員の方向性が同じままぶれずに議論が進みスムーズだと感じました。



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