【倫理の指導案】ニーチェ(現代の思想)×誰が1番ニーチェか選手権
悩める大人がニーチェの本を買う。
悩みを解決してほしくて、ニーチェの本を買う。
だったらいま、ニーチェ思想をインプットしておこう。
使えるようになっておこう。
いっそ、ニーチェになっちゃおう。
|授業の概要|
|筆者の紹介|
普段は歴史的背景をとらえず、思想に注目した授業を展開していますが、今回は逆に、歴史的背景とのつながりを意識しました。
|このページの見かた|
ゆとりんり流、スライドの授業での使い方はこちらで紹介しています。黒板に映せるように背景を黒くしています。
\導入/
まずは現状への疑問提起を行いましょう。導入は大切です。この1時間の授業を受ける意味を提示しないといけません。
簡単に言うと、悩みから救ってほしいから本を買うわけです。ですが、倫理選択者の特権はここに在ります。生徒に学ぶ意味を示してあげましょう。
\展開(ニーチェを知る)/
ニーチェ選手権と言っても、彼の思想を知らないとできません。時代背景から彼がどのように社会を見たのか。そしてどのような思想になったのか。理解をさせましょう。
選手権の前に、思想を知りましょう。思想の前に時代背景をちょっとだけ。彼が生きた時代は、「わからないことは神!」の時代から「科学」の時代に変化しています。そんな時代を「神は死んだ」と表現しています。
そんな時代をニーチェはキリスト教に注目して分析していました。そんな中で生まれた思想が今回の内容ですね。「奴隷道徳とは?」は教員採用試験でもよく出ますね。
\展開(原文から思想を見る)/
ニーチェの原文から思想を紹介します。原文を扱いたいところですが、読んで解説してとなると長くなります。今回は思想の活用が本題のため、原文は根拠として用い、スライドの下にまとめを用意しました。
「永劫回帰」「運命愛」「精神の3段変化」「超人」それぞれまとめています。うち1つのスライドを紹介します。
まとめを置いておきます。生徒にはこのニーチェ思想を活用してもらいます。「原文からわかること」だけでなく、しっかりまとめで確認をしましょう。
活用の前にしっかり思想が理解できているか確認します。ペアワークで理解した思想を自分の言葉で説明する。そして、現代人がニーチェ思想のどの部分に救いを求めているのか話します(思想のポイント理解のため)。
\まとめ(選手権)/
確認できたら選手権開催です。ルール説明をしてスタートです。スライドに進め方を順番(番号)を入れて示しています。グループで進めさせましょう。
|スライドのダウンロードはこちらから|
以下の有料記事では、記事中にもある「Googleスライド」を丸々全部ダウンロードすることができます。
白背景スライドの例
Googleスライドのダウンロード方法
購入して、あとは授業で使うだけ。ぜひ楽しい倫理を展開してください!
ここから先は
¥ 500
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?