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流行り物から見える、現代人の心

インスタを見たら、綾鷹の緑茶とほうじ茶の広告が出てきた。
そういえば、最近、ほうじ茶の商品をよく目にする。
そこには、現代人の心が現れているような気がするのだ。

効率化や生産性が叫ばれ続け、忙しい世界。
正解なんて無いのに、多すぎる情報が溢れている世界。
自由な世の中なのに、どうしたら良いのか分からない人達。
何故だか幸せを感じられない人達。

もう、みんな疲れているのだ。

だから、刺激より、落ち着いた気持ちになりたいのではないだろうか。
「ホッ」としたいのではないだろうか。

その「ホッ」とした気持ちを感じたくて、ほうじ茶が流行っているのではないだろうか。ほうじ茶って、何かホッとするし、落ち着くし。疲れた心を癒したくて、キャンプが流行っているのではないだろうか。自然の中に身を置くと、なんだか心が癒されるし。

人間は感じたい感情を感じたい生き物であると思う。
女の人は、相談する時、その解決策が欲しいのではなくて、共感による「安心」した気持ちが欲しかったりする。だから、具体的解決策を教えてあげても、それは女の人の感じたい感情に繋がらなく、不機嫌になるケースが多くあると思う。共感してくれたら、女の人は感じたい感情を感じられる事ができる。なので、共感してくれる人のところの元へ集まったりする。

だから、新商品や広告を考える時、「現代人はどんな感情を感じたいのだろうか」という視点で考えてみるのは、1つの有効な手段だと思った。

そこでいうと、現代人は、心が落ち着く気持ち、心が癒される気持ちを、感じたいのだと思う。この情報に溢れてて、何もかもが効率化ですごいスピードで進んでいく世の中、正解なんてない世界で生きており、それに疲れている現代人にとって、「自然」「静」「ゆっくりのびのび」みたいな事は、とても心が落ち着き、癒される気持ちになるのではないだろうか。

そんな世の中の人達に寄り添った、広告とかクリエイティブ物を作ってみたいと、思った。

(さ、残りの仕事しよ。吐血)







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