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ゲームと不登校の関係

こんにちは。yutoriです。
お読みいただき、ありがとうございます。

りーさん(娘)の学級懇談会での事。
(保護者と担任の先生の会です)

担任の先生は、
「ゲームのやり過ぎや動画の見過ぎが、勉強の怠慢や不登校につながります。それが多くなっています。」
と、はっきり言いました。

基本的に、この先生の事は好きなのですが、この考えにだけは引っかかってしまいました。

もちろん先生個人だけの考えではなく、地域の先生方の考えという感じのようですが。


私は、ゲームやタブレットの使い過ぎが、学力の低下や不登校に直結する事は少ないと考えています。

それは、なぜか。

そのような状況に見えてしまう子ども達は、おそらく、勉強や学校生活で、苦しい、困っている、難しい、楽しくない、どうしたらいいかわからない、といった感情を抱えているのだと思うからです。

だから、ゲームやタブレットに集中して、心を守るしかないのだと感じます。

ゲームやタブレットのやり過ぎを指摘する前に、学校や家庭は、子ども達の様子をよく見て、良い表情をしているか、困っている事はないか、ゲームばかりになってしまう要因は何かを考えなくてはいけないと考えています。

その上で、

ゲーム、タブレット以外の活動を充実させる
ゲーム、タブレット以外のストレス発散法を知る
心地良い人間関係を改めて体感する
自分を認めてもらう
困っている事を助けてもらう


などの経験を子ども達ができるように上手く援助する事が重要です。

学力低下や不登校の原因をゲームやタブレットの使い過ぎと考えるのは安易です。

子ども達も仕方なくそれらをやっているという状況もよく耳にします。彼らも困っているし、罪悪感も持っているのです。

ゲームやタブレットに対する、大人の否定的な態度が、その罪悪感を強めているようにすら感じます。

どうか学校の先生やご家族には、子どもの全体像をよく見て、考えて欲しいと願っています。

また、子ども達がゲームやタブレットを上手に使う方法を身につける事も大切です。そもそも楽しいものですので、純粋に楽しんで欲しいなと思います。その約束事や大人の関わりについても、いずれ記したいと考えています。

私のちょっとした怒りも混じった記事ですが、最後までお読みいただいてありがとうございました。

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