仕事終わりや休日を勉強に充てるのは本当に役に立つのか?
最近とある方の動画を見て、ハッとしたので書いていきます。
「成功した(もしくはバリバリできる)会社員」みたいな方が、YouTubeやらよくわからんメディアやらで、
どんなに忙しくても、仕事終わってすぐに勉強してようやくここまで来ました!!
的な美談をみたことがある人も多いと思います。
で、私もちょっと前まで「それでこそ成功の道のりだぜよ!」って考えていました。
しかし、最近は実はそうでもない、むしろそれを鵜呑みにするほうが危険なのではないか?と思い始めています。
・仕事終わりや休日を勉強に充てることはなぜ危険なのか?
その方はシステム開発のエンジニアだったんですが、シリコンバレーで働いています。
で、具体的な意味は「職場に有能な社員が集まっているので、普通に仕事しているだけで成長できる。なので仕事以外での学習はしなくなった」ということでした。
仕事終わりや休日を返上して学習していることは、「仕事終わりや休日を返上して学習しないと成長できない環境にいる」ことを表しているのだと。
これは私も非常に同意です。
前職は、仕事終わりや休日を返上して学習していましたが、背景として「仕事内容が転職や人材価値の上昇に繋がらない」ことに不安を覚えていたわけですね。
現在は仕事そのものが成長につながる現場にいて、しばらくは休日は休日として過ごしていました。
が、仕事のキャッチアップのためにまた学習を再開しました。
つまり、休日を返上して勉強する意味合いが変わりました。
私の個人的主観ですが、大半の人が
仕事以外に何か職をつけたいという漠然とした不安から資格取得などに走っているのではないかと思います。
しかし、それは仕事環境が良くないことを表しているんですね。(例外はいくらでもありますが、あくまで一般的なイメージ)
・副業で稼ぐための学習はどうなのか?
今の日本経済や企業の経済状況を考慮すると、
本業で給料をあげるより、固定費削減や副業で稼いだ方がはるかに成果が出る
ということが言われています。
これに関しても同意です。
そのために休日を返上して勉強している人もいると思います。
私もライターとして副業したりしなかったりですが、副業に真面目に時間を取れば給料をあげるより早くそこそこのお金がもらえることは理解しています。
が、本質的にはやはり副業は消耗戦に近いと思っています。(サイドビジネスとしての複業は今回考慮していません。また、アルバイトも含めていません)。
副業は単発や不安定であることが多く、そこそこのお金を安定してもらうまで、時間や労力が実は必要です。(体験談)
私のようにそもそも書くこと自体が好きで、ほぼ趣味の領域で副業するのは非常にアリだと思いますが、
収入を得るためにわざわざ時間を費やして副業することは、貴重な時間とトレードオフになります。
むしろ、しっかり業界を選んで仕事につながる学習をする方がいろいろメリットが多いことも普通にあります。
・では、休日に学習するのは良くないのか?
ここまで来ると、休日に学習すること=良くないと考えさせてしまうかもしれませんが、実はそうとも思っていません笑
現在、異業種に転職しようとしている方や副業で案件を取るために学習している方など、「現状を変えるための学習」をしている場合は、
休日を返上して学習しても、余りあるリターンを期待できます。
仕事に繋がらない、もしくは目的がはっきりしない(ずれている)学習を頑張っても仕方ありません。
私もそうですが、休日や仕事終わりに勉強している理由を再確認して、どのようなリターンを期待できるか再度見直してもいいのではないでしょうか?
では、また次回!
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