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カンボジア日記第169号(大切なことはプレーすること)

សួស្តី!

カンボジアで体育やサッカー指導をさせてもらうにあたり、まだ言語が不十分なので言葉で伝えることは難しいです。

そのため、サッカーや人間の身体操作を複雑系と捉え、言葉でのコーチングよりも課題解決に適したオーガナイズで子どもたちにどんどんプレーしてもらうようにしています。

頭で考えるよりも体で覚える、身体に染み込ませることをイメージしてアプローチしていますが、チームが立ち上がってから3ヶ月が経ち、子どもたちの成長を実感する機会が多くなりました。

チームの立ち上げ当初は子どもたちにとって初めて行うトレーニングばかりでしたし、さらに毎日のトレーニングに変化をつけていたため、子どもたちも失敗が多く、練習がハマらずに終えてしまうこともありましたが、現在は状況に対する適応能力が上がってきたように感じます。

毎日の反復練習で技術を上げるという意見もありましたが、「反復なき反復」を意識し、試合にできるだけ近いシチュエーションを常に心がけたことで、子どもたちがサッカーの試合に慣れてきたように感じます。

以前よりも出席率が上がっているので嬉しいです。

目標とする試合があることに感謝して明日の練習もしっかり行なっていきたいと思います。

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