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カンボジア日記第76号(授業公開)

សួស្តី!

今日はjica関係者、ハートオブゴールドの方々が授業を参観してくださいました。

結論、普段やっていないことはできませんね。笑

校長先生や学校の管理職の方々も観にこられていたので、授業準備も先生方がテキパキと行う様子が見られました。笑

そのため、自分も介入せずに授業を参観していました。

いつもは遅刻することも多い先生方ですが、今日は授業開始時間の10分前に整列が始まりました。笑

普段の様子を知っている自分としてはちょっと可笑しくなってしまう光景でした。笑

生き方としてはかっこよくありませんね。
普段からやることやっていつも通りでいいよと構えていればいいのに。

先生方だけでなく、カンボジア人の仕事に対する姿勢を見ているとこういうことは多いんだろうなあと感じます。

そこが国としても外資系企業に飲まれていってしまう要因でもあるのかなあ。

整列と準備運動を行い、パスやドリブルの練習を行い試合をして終了していました。

整列の様子。
パスの練習。
そこからドリブルの練習。
男子と女子に別れて試合を行いました。
女子の試合。

そして最後に自分は初めて見たのですが、振り返りの時間がありました。

授業の振り返りを生徒が述べている様子。
授業の感想を皆の前で話している様子でした。
整理体操。

整理体操も行いました。

指導書に書かれている通りに授業を進めていたので今日は振り返りも行っていました。

授業の内容としては、

生徒の活動時間を増やす工夫や

今日のテーマが何なのか、

特に考えられておらず、薄っぺらいものとなってしまいました。

生徒の活動時間を確保するためのアプローチをまずは意識して自分も授業を手伝っていたのですが、あまり伝わっていませんでした。

なぜそのようにアプローチするべきか、先生方の腑に落ちていないと人は変化しようとしないと思うので、実践で手応えを得てもらい、理論を理解することで自分自身で反映させていくことができると思います。
先生方へのアプローチも見直していこうと思います。

今日の授業を見て、このままだと永続的にカンボジアの体育教育を良くしていくことが難しいと感じました。

子どもに対してのアプローチもそうですが、先生方に対しても見て感じてもらうだけでなく、話し合いながら、なぜそうした方がいいのか、先生方の腑に落ちてもらわないと変化できないなと感じることができました。

先生方と試行錯誤しながら様々なアプローチをしていこうと思います。

仕事に対して働く意義を感じられていないと、このように付け焼き刃な取り組みになってしまいますね。

カンボジアの生活水準としてもそこまでは求められないと思うので、体育を指導する方も楽しいと感じてもらえれば何か変化していくような気がします。

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