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カンボジア日記第66号(サッカーの授業②)

សួស្តី!

今日は午後にサッカーの授業が行われました。
15歳のクラスでは初めてのサッカーの授業でした。

結論、なかなか難しかったです。笑

先生が遅刻していたので、ウォーミングアップで鬼ごっこを行おうとしたのですが、カンボジアの子どもたちは鬼ごっこを知りませんでした。

日本で鬼ごっこを説明したことがなかったので、自分のクメール語ではなかなか伝わりませんでした。

一緒にやりながら伝えようと思ったのですが、やったことがないので取り組みとして夢中になりませんでした。
気温が暑かったなどさまざまな条件はあったと思いますが。

鬼ごっこなど日本では誰もが知っているレクリエーションもカンボジアでは全く知られていない可能性があるので、少しずつ先生方と協力しながら伝えていきたいと思います。

先生が来たあとは体操を行ったあと、ボール回しを先生は行っていました。

日陰で体操。

女子に対しては難易度を考慮してか、手を使ったボール回しを行いました。
とても良いアイディアだと思いました。
限られたボール数の中で全員が休みなく取り組むことができますし、何よりただパスをするより面白く、実践的です。

ボール回し。最初は足で行いました。
難しかったので手に変更になりました。

難易度やルール設定に関してボールを落としてしまっても続いていたりしたので、新しいルールを先生が知ることで良い授業を提供できると思います。

そのあと自分がコートを3つ作っていたのでそこで試合をしました。
男子は暑さに参っていましたが、楽しそうに取り組めていました。

寝そべってゴールを守るゴールキーパー。笑
カンボジアではマーカーでゴールを作ることが多く、強いシュートを打つ機会が少ないです。
キックの上手な選手が少ない要因だと思われます。
女子も一生懸命取り組んでいました。

女子は日陰になっているコートで取り組みました。

参加人数が多かったので、本当は3コートで取り組みたかったのですが、女子が日向に出たがらなかったのか1コートで試合は行われていました。

試合の方は先生が女子、自分が男子を担当していました。
どこの国でも女の子に積極的に体育に取り組んでもらうというのは共通の課題です。笑

そのあとは授業が終わった生徒が参加したりするなど人が入れ替わり立ち替わりしながら、試合が進んでいきました。笑

体育だけでなく、子どもたちの授業に対する姿勢など、教育が行き届いているわけではないので、一気に改善することは難しいですが、様々な手段を用いて少しでも体育に対して前向きに取り組めるよう支援していきます。

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