運動の働きには前頭葉!!
ども
大分県で活動中のbodysupport Re:Life代表
パーソナルトレーナー兼フィットネスインストラクターの馬場です。
本日は毎週土曜日恒例の毎週土曜日恒例の脳機能についての記事となります。
今日は大脳皮質の中の『前頭葉』について解説しようと思います。
前頭葉は運動分野においてとても大事な部分になります。
僕もまだまだ勉強中ですが、わかる範囲でお伝えできたらと思います。
ぜひ最後までお読みください。
1、前頭葉
脳の80%を占めている大脳は全部で4つの分野に分かれています。
その中の一つである『前頭葉』は読んで字の如く頭の前側にある部位で
『運動野』と『前頭前野』に分かれます。
運動野では運動の指令を出したりします。
前頭前野は思考や記憶、感情などに関わってきます。
新しい場面や状況に出会ったときに、この前頭葉や活性化し、記憶にある過去の情報と照合し、適切な行動を選択するといった複雑な機能を持った高度な脳部位であると言えます。
実はこの前頭葉は脳の中でも一番衰えやすいとも言われています。
2、前頭葉は使わないと衰える?
前頭葉の萎縮は40代前後から始まり、60代70代になるにつれてどんどん進行します。
前頭葉の機能が低下すると感情の働きが鈍くなり、何に対しても意欲が低下します。
感情も出にくくなり(喜怒哀楽の低下)、外の世界に関心がなくなります。
また、人との交流も減り運動の機会も減ることで身体の反応も鈍くなり自閉性が増します。
これが進行すると鬱状態になったり、高齢者は認知症が促進してしまう可能性もあります。
では、この前頭葉を衰えないようにするためにはどうしたらいいか?
3、常に刺激を求めよう
シンプルな答えですが、常に刺激を求める事です。
前頭葉は新しい事をしたり、初めての人と会話をしてその人を知ろうとしようとする時に活性化します。
また、運動においても常に同じような運動ではなく
今までやったことのない運動などを行う事でも活性化します。
ちなみに僕の父親は80歳になりますが、まだ現役で仕事をしています。
腰痛などはありますが、ぴんぴん元気です。
外で人と会話をすることや常にいろんな刺激を外から受けている方はいつまでも元気なイメージがありますね。
全てが前頭葉のおかげではないですが、少なからず前頭葉の活性化はそんな事を期待できます。
もちろんがむしゃらに運動をしていても怪我をするだけなので適切な運動が必要です。
次週は前頭葉の活性化エクササイズをご紹介したいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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