【ゆのたび。】 08:鹿児島温泉旅② 冠岳温泉 ~徐福伝説が残る霊峰を眺めてひとっぷろ~
線状降水帯にも休憩は必要なのか、空は相変わらず厚く曇ったままではあるが雨はぴたりとやんでくれていた。
夏は日が長くていい。時刻がそれなりに経過しても、外は長い間明るさを保ってくれる。
曇った空ではその明るさも半減だけれど、しかし反対に熱い直射日光を和らげてくれるので、ある意味それは利点でもある。
おかげで湿気を含んだ重たい空気に周囲は満ちてはいるけれど、肌と目を焼く日光にさらされるのとどちらがいいかと聞かれたら……ふむ、どちらともいえない。
しかしやはり日光の暑さはな