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ゆのたび。

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各地の温泉や銭湯をめぐります。 ちょっとひなびたくらいが好み。
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2023年7月の記事一覧

【ゆのたび。】 07:稚内温泉 童夢 ~日本最北の温泉で、汗と寒さを吹き飛ばす!~

稚内は日本最北の街である。 そのため、数多くの『最北』がこの地には存在している。 もっと…

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【ゆのたび。】 14:鹿児島温泉旅⑧ 日当山温泉郷 日当山温泉センター ~太古から…

 「~行の飛行機は空港周辺の悪天候のため欠航になります」 なんだって? 私は茫然と、混み…

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【ゆのたび。】 13:鹿児島温泉旅⑦ 砂蒸し会館 砂楽 ~今も昔も、人はここに砂に…

少し思い出話をしよう。 初めて指宿を訪れた日は夜だった。 指宿駅に降りた私は、目的の施設…

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【ゆのたび。】 12:鹿児島温泉旅⑥ 開聞温泉 ~ガイドには乗らない、山と同じ名の…

鹿児島市の南の指宿市にある、形のきれいな開聞岳。この山はその均整の取れた形から薩摩富士と…

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【ゆのたび。】 11:鹿児島温泉旅⑤ 海潟温泉 江ノ島温泉共同浴場 ~路地裏で、湯…

雨脚は強まったり弱まったりを不規則に繰り返している。 一瞬の間は止んでも、少しすればまた…

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【ゆのたび。】 10:鹿児島温泉旅④ テイエム牧場温泉 ~名馬の名を継ぐ、圧倒的な…

天気予報はまったく好転する気配が見えない。 1週間先まで天気のマークは傘、傘、傘。 お日…

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【ゆのたび。】 09:鹿児島温泉旅③ 市来ふれあい温泉センター ~こんな料金で入っていいの?~

雨の気配と夜の足音がすぐそこまで迫ってきている。 早く山から抜けねばならない。市街地に、人の営みのただなかに紛れ込んで、自分の心の根っこを安らげたい。 車のヘッドライトがともす時間がやって来た。日の長い時期ではあれど、さすがに日が水平線の向こうへ沈む頃合いだ。 私は暗くなりゆく道から逸れてしまわないようにハンドルを幾分かしっかり握り、一方でできる限りスピードを出しながら車を走らせる。 時はまさに逢魔が時。あの世とこの世が混じり合い、妖しい者どもがどこからか現れ出るとき

【ゆのたび。】 08:鹿児島温泉旅② 冠岳温泉 ~徐福伝説が残る霊峰を眺めてひとっ…

線状降水帯にも休憩は必要なのか、空は相変わらず厚く曇ったままではあるが雨はぴたりとやんで…

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【ゆのたび。】 07:鹿児島温泉旅① せせらぎの湯 花水木 ~焼物の里のそばの川沿…

線状降水帯が待ち構える鹿児島へと私は降り立つことになった。 空港から見上げた空はずいぶん…

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