本物のコーチングビジネスの作り方
「誰でも簡単!稼げるコーチングビジネスの作り方」
みたいなタイトルの広告と出会いました。
内容が気になって見に行ったら、案の定うさんくさい内容。
いやいやいや、コーチングビジネスって、誰でも簡単に作れるもんじゃないでしょ。笑
珍しく、そんな「怒り」を原動力にした文章を書きたくなったので、今回の記事はピリ辛で行ってみますねw
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僕は今、コンテンツプロデューサーとして、様々な方の講座やビジネス作りのサポートしています。
最近だと、「どん底人生から年商1億円を達成した女性社長さんのコーチング講座」を作りました。
どうですか?あなたは、この講座に興味を抱きましたか?
きっとビジネスに興味がある人や、成功・自己実現に興味がある人なら、興味を抱いたかと思います。
本物のコーチングビジネスの作り方って、こういうことだと思うんですよね。
みんな「すごい人」の話が聞きたいし、そういうすごい人から「学び」を得たいと思うはずなんです。
他の人と変わらない普通の人生を歩んで来た人の話には、興味を抱きません。
言われてみれば、そりゃそうだよな。と思う人もいると思うけれど、冒頭で紹介したような「誰も簡単にできる風」に言われると、勘違いしちゃう方も多くいらっしゃると思うんですよね。
誰でも簡単にできないことをやってるから、プロフェッショナルなんですよ。
「話を聞くだけなら、私にもできそう」
という思い込みでコーチングビジネスをスタートしたら、痛い目をみます。
コーチだけではなく、コンサルタント、カウンセラー、ヒーラーなどの「相談業」に共通して言えることなんですが、「実績」が伴っていない状態でこれらのビジネスをはじめると、虚業になりかねないから注意が必要です。
「コーチング技術を学んだ=コーチとしてめっちゃ稼げるようになる!」だなんて、そんな簡単な訳がないんです。
もしあなたが0から「コーチング」という商品を作り、活動していきたいなら、まず最初にやるべきことは、他人じゃなくて自分に集中して「実績」を作ることなんですよね。
ちなみに、実績作りの方法は「Before→After」です。
この「Before→After」の差が大きければ大きいほど、大きな「価値」になります。
例えば、僕のクライアント様の「どん底人生から年商1億円を達成した女性社長さん」は、すごい「Before→After」を持っていますよね?
だから、「コーチング」という商品を作ったときに、求められるんです。
・コーチング技術を学んだ
・資格もたくさん取得した
でも、ぜんぜん稼げない・・・
と悩んでいる方は、他人にお節介をしようとする前に、自分の人生に向き合ってください。
そして、何かしらの「実績」を作ってください。
実績を作る過程では、必ず「スキル」が身につきます。
この段階が、いわゆる「0→1」のフェーズになります。
「1」が作れたら、次はそのスキルを活用して、誰かを勝たせてください。
「0→1」では、「自分」だけの成功法則を見出せば良いだけだったので、わりと簡単にできたはずですが、1→10をしようとすると、「誰か」の成功法則に合わせた施策を新たに生み出す必要があるので、一気に難易度があがります。
でも、こうして誰かを勝たせると、あなたが0から生み出して1の価値を作ったものが、「誰か」の持っている価値とかけ算されて、一気に10や100、もしかしたら1万とかになります。
そして、その試行錯誤の過程を経て、あなたは「独自のノウハウ」を手に入れることができます。
その「独自のノウハウ」を活用して、あなただけのコーチングビジネスを作るんです。
これが本物のコーチングビジネスを作る流れです。
ね?簡単ではないですよね?笑
もちろん、0→1経験を雪だるまのようにして大きくしていくという手法もありますよ。
例えば、「コーチングを受けて人生が変えた僕が、コーチングを教えます」みたいな感じです。
その人がもし「教えた実績」を積み重ねることができたなら、いずれは事業を大きくしていけるかとは思います。でも、それはかなり気の遠くなる作業のはず。
だって、そもそも小さな「Before→After」の変化量(=価値)しか持っていない人から、コーチングを受けたいと思う人なんて、ほとんどいないはずだから、最初の実績(火種)を作れないと思うんですよね。
火種を作れないなら、炎を大きくできるわけがありません。
「コーチングを受けて人生が変えた僕が、コーチングを教えます」というのは、「病院を受診して命を救われた僕が、怪我の治し方を教えます」と言っているのと同義だからです。
いくら安いからと言っても、お医者さんの資格がない人から、手術を受けたいと思う人なんているわけがありません。
ただし、「コーチングを受けて人生が変えた僕が、コーチングを教えます」が不可能なのか?と言えば、当然「無理」なんてことはありません。
例えば、「プロのサッカー選手からサッカーを教えてもらった経験がある少年が、その選手に憧れを抱いて努力をした結果、大人になってからプロのサッカー選手になった。」というストーリーならありですよね?
つまり、「焦らなくても大丈夫だよ」ってことです。
人は、なれるものにしか「憧れ」は抱きませんからね。「なりたい」と思えた時点で、適正があるということだと僕は思います。
もしあなたが、最短最速で、虚業ではなく実業として、自信と誇りを持って、多くのお客様から愛され、何年も楽しみながらやりがいを持って続けられる「コーチングビジネス」を創っていきたいなら、どうか冒頭で触れたような、うさんくさい文句に踊らされないでくださいね。
「コーチング」という仕事は、素晴らしい仕事だと僕は思います。
そして、そのコーチングという仕事に興味を抱けたあなたは、確実に誰かを救うことができる素質を持っている才能のある方です。
だから、その貴重な才能を正しく発揮して、世界をもっと美しくしてください。あなたには、それができます。焦らずトコトコいきましょうよ。
人生の貴重な時間を使って、僕が書いた長い記事を最後まで読んだほど、人生にしっかり向き合っているあなたが、この先の人生で上手くいかないはずがないんですから。
というわけで、今回は「怒り」を原動力に書いたから、珍しくピリ辛な文章になっちゃいました。なんだかごめんなさい。
でも、善いものがちゃんと生まれて、ちゃんと必要な人に届く美しい世界を創るお手伝いがしたいので、真っ直ぐにお話させていただきました。
最後まで、読んでくださってありがとうございました。
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