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「弱み」を「強み」に変える方法

こんにちは。心理カウンセラーの佐々木優斗です。

よくサポートしているクライアント様から

「自分の強みや個性がわかりません」

というご相談をいただきます。

そんなときに僕がおすすめしているのは、「弱み」を見に行くこと。

実は、あなたの「強み」や「個性」は、あなたが目を向けたくないと感じている「弱み」の中に隠れているって、ご存知でしたか?

なぜ?「弱み」の中に「強みと個性」が隠れている!?

あなたの「弱み」(弱点)はなんでしょうか?

実は、その中に、あなたの「強み」や「個性」が隠れています。

例えば、僕の場合は、会社員時代に「対人関係」が苦手すぎて、うつ症状になった。という経験があります。

「対人関係が苦手」というのは、僕の弱点です。

でも、そのおかげで、自然と「一人で生きる力」を身につけることができました。

僕は、会社員を辞めてから約6年ほど経ちますが、今では、在宅で仕事をしながら、家族の側でのんびりと暮らす「穏やかな暮らし」を実現できています。

そして、「一人で生きる力」を身につけていく過程の中で、

  • マーケティング(ビジネスのスキル)

  • カウンセリング

  • WEBスキル

などなど。たくさんの「スキル」を身につけることができたんですよね。

これらのスキルは、もし僕が「対人関係」が得意だったら、きっと身につけていなかったスキルです。

こんな感じで、「弱み」があったからこそ、身につけることができたスキルというのが、誰しも必ずあるはずなんですよ。

そして、あなたの持っているスキルを求めている人が、世の中には存在しています。

あなたのスキルを求めている人たちから見ると、あなたが自然と身につけたスキルは、「強み」や「個性」に見えるんですよね。

イメージとしては、凸凹がお互いの長所と短所を補って、うまくカチッとはまる感じ。

あなたが「弱み」だと思っていたものの中にこそ、実は今あなたが求めている「強み」や「個性」があるんです。

僕は「対人関係が苦手」という弱点を補うために、自然と身につけた「マーケティング」のスキルを使って、今では個人事業主さんや法人さんのマーケティングサポートを仕事にできているし、

自分自身の心の弱さを癒すために学んだ「心理学」のおかげで、今では「心理カウンセラー」としても活動ができています。

もっというなら、「マーケティング」×「心理カウンセリング」を掛け合わせたことで「優しい起業塾」みたいなポジションをとることまで、できている。

下記が、実際に僕が運営しているコミュニティーです。

>自称:日本一穏やかなビジネス学習サロン【HOME】

こんな感じで、「弱み」があるからこそ得られた特殊スキルを掛け合わせていくことで、唯一無二の自分にしかできない「強み」や「個性」を活かした自分仕様の活動が作れるようになります。

「でも、私にはやっぱり特殊なスキルなんて無い気がするんですよね・・・」

というあなたのために、次は、具体的に「弱み」から「強み」や「個性」を見つける方法をご紹介していきますね。

【ワーク】「弱み」から「強み」や「個性」を発掘してみよう

「弱み」に向き合う。というのは、人によっては、苦しい行為になるかと思います。

でも、このワークをすることで、あなたの「弱み」だと感じていた部分が、「強み」や「個性」に【逆転】して、人生が変わるかも?しれないので、よかったらぜひやってみてください。

やり方は、簡単で、

Step1:自分が過去に悩んできたこと、今も悩んでいることを、箇条書きで思いつく限り書き出す。(最低でも10個以上)

Step2:その「悩み」を解決した方法や、しのいできた方法を書き出す

これだけです。

ポイントは「解決方法」だけではなくて、「しのぎ方」でもOKということ。

「問題」は、解決されていなくても、「しのぎ続けている」ができているなら、しのぎ方を知らない人からすると、それは「価値」になるからです。

さて、あなたの中には、どんなスキルが眠っているでしょうか?

僕の事例をご紹介しますね。

実は、僕はミュージシャンとしても活動しています。

音楽が大好きで、弾き語り活動をかれこれ15年以上やっています。

でもね。実は、「歌が下手」という致命的な弱点があるんですよ。苦笑

ボイトレにも通ったし、歌の勉強もしました。

でも、なかなか上手くならないから、たぶん僕はミュージシャンが向いていないんだと思います。笑

でも、「音楽が好き」な気持ちは変わらないので、これからも一生歌い続けていきたい!と思っています。

とはいえ、やっぱり「歌が下手」という弱点を持っていると、ライブをしたときに、会場のテンションが盛り下がるんですよね・・・(なんとも気まずいw)

そこで、「なんとか、会場のテンションを上げる方法はないかな?」と考えた結果、僕が「歌が下手」という弱点をしのぐために身につけたのは、

心理学を応用した「パフォーマンス力」でした。

お客さまの心理を掴み、会場を盛り上げる方法を身につけました。

そのスキルがあるから、今では、僕の歌が下手でも、ライブは盛り上がるようになりました。

すると・・・

「盛り上げる」が苦手なミュージシャン仲間から、ライブの打ち上げで「どうやったら、あんなに盛り上げられるの?」と相談されるようになったんですよね。

それはまさに、僕の「弱点」をしのぐために身につけたスキルが、誰かのための「価値」に変わり、「強み」や「個性」になった瞬間でした。

さらにさらに。

ライブ活動で身につけたこのスキルを応用して、今では「セミナー」での「司会業」にも活かすことができています。

手前味噌ではありますが、僕が司会(ファシリテーション)をするセミナーは、盛り上がります。

そのおかげで、今では「イベンター」や「セミナー編集者」「プロデューサー」というお仕事のご依頼も、頂けるようになりました。

いかがでしょうか?

あなたがこれから初めて、自分の「弱み」に向き合い、「強み」や「個性」を発掘していこうとしている状態なら、上記でご紹介した僕の体験談(具体例)は、にわかには信じられないようなものばかりだったかも?しれません。

でも、僕にもできたように、あなたの中にも必ず「強み」や「個性」に変わる、「弱点」が存在しています。

こうして考えてみると、「弱点」は、自分の人生を変えるかもしれない「ダイヤの原石」なのかもしれませんよね。

ちなみに僕は、自分のメンタルの弱さを克服するためだけに学んできた「心理学」や「自己啓発」などの知識に対して、「すがる」という想いで、「学び」をしていたんですが、

ある日、突然。

「もしかして、僕は『すがる』がしたくて心理学を学んでいるんじゃなくて、単純に『好き』だから学んでいるだけなのでは?」と気づいた瞬間があって、

その瞬間に「弱点」と「強み」がひっくり返る体験をしました。

「不足」を補うつもりで学んできたものが、いつの間にか、他人以上の知識量に変わっていて、「専門家」を名乗れるほどのレベルに達していたことに気づけたからです。

そう、「弱み」は、自然とあなたを「専門家」に育ててくれている、「人生からのギフト」である可能性があります。

きっと、必ず。あなたにしか「できないこと」がありますよ。

そして、あなたのその唯一無二の価値を待っている人が、必ずいます。

この記事が、あなたの参考になれましたら幸いです。

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