海の家ちどりバーベキュー進化論① 恐怖のバーベキュー
2010年。夏。新潟市にある小針浜で、26歳だった僕は創業約30年の家業である海の家ちどりを引き継ぐ事になった。
当時のちどりも例外なくどこにでもある様な海の家だったが、ただ一つ進化していたポイントがあった。
鉄板を使った予約制のバーベキューパーティだ。
後にこのバーベキューシステムは当時のおよそ10倍の予約件数に増え、海の家不況がつづく中で僕たちの暮らしを支え、たくさんの人々を喜ばせる事になる
ただし、このバーベキューパーティには恐ろしい欠点があった。
なんと、時