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後悔をよかった事にする力

おはようございます。

人生初の自粛ゴールデンウィークの幕開け前に、嬉しいことがあったのでキーボードを打っています。

昨日、妻が花の苗を買うというのでホームセンターに行った。

出発の頃はとても暖かく丈の短い半ズボンにTシャツ姿で小春日和を満喫していたのだがしかし、夕方には風が強く肌寒くなっていた。

ご存知の通り花の苗は屋外に展示してあるので、買い物が長引くほどに体は冷える一方であった

あったかい格好で来たらよかった

と後悔していたその時。

「ちょっとすいません。」

声をかけられた。

店員さんかと思い返事をしながら振り返ると、買い物に来ていた白髪のおじいさんだった。知らない人とのコミュニケーションに一瞬にしてワクワクしていると、

「素晴らしい脚だねぇラグビーでもやっていたの?」

とおじいさん。僕の短パンから飛び出している冷え冷えの脚を褒めてくれたのだ。

「年齢は?」

「35歳です」

「35でその脚はすごいよ、上半身はどうなの?」

「お腹がたるんでるんですよぉ」

「腹がたるんでても脚だけで怖くて誰も近寄れないよ」

など、どう遠慮しても褒められた。

「ちょっとまくって見せて」

と言うから片方まくって見せると、

「いやぁすごい!両方まくって見せて」

と言うから、

両方めくって見せると

「いやぁこれはすごいこれはすごい」

と褒め称えられ、

「元気をもらいました、どうもありがとう!」

と言っておじいさんは帰っていった。

「こちらこそ声をかけてくれてありがとうございました」

とお礼を言い、今起こったハッピーな出来事を思い返していた。

僕の方こそ元気をもらった感じがした。

半袖半ズボンで来てよかった

はじめに後悔していた事がよかったことに変わっていた。

後悔をよかった事に変える力をおじいさんから学んだ。

こんな小さなストーリーは、おじいさんも僕もすぐに忘れてしまうだろう、

そして、おじいさんも僕もいつかはこの世からいなくなる。

どんなに小さな事でも、他人を褒めると言うことはとても尊い事なんだ。



マスク越しの会話に人間としての大切な絆を感じた。

今度僕も街で見かけた可愛い女性に声をかけよう。笑


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