「鬱病なんて怖くない」


私は現在56才
実は42才の時に鬱病を発症。
生死の境をさ迷った。

原因はね
職場内のいじめ
私は高校教師

信じられないでしょ
学校の職員室内でいじめが
あるなんて・・・
日々が辛くて
ある時の朝、妻に
「学校行きたくない」

教師になって初めて嘆いた言葉
それがショックだった。

しかし、自分でそれを鬱病だと
覚るには1週間掛かった。

この病で大切なこと。
まずは自分が病気であると認識すること。

迷わず精神科の門をたたいた。

幸運にも最初に出会った病院の医師が
名医であった。

心療内科よりも精神科を薦める。
そして、出来れば医師だけではなく
カウンセラーが常駐している病院が
良い。

この病の厄介なところは負の連鎖

だから、闘病中には何かを決断する
というような行為は意味が無いのだ

心の状態が正常では無いから
何を決めようとしても正しい判断が
出来ない

つまり先の事を決めようとしないこと

流されて良いから今を生きよう

病そのものへの悩み苦しみ、将来への
不安・・・いくら考えても無駄です。
それは心が回復してから、ゆっくり
考えよう。焦らないこと。

例え何年掛かっても必ず治ります。

そして、今の現状を出来るだけ多くの
信頼出来る仲間に話しましょう。

但し、自分でも信じられないくらい
愚痴っぽくなっているので
相手が離れないように
話を聞いて貰いたいからと言って毎日
電話したりは避けようね。
相手も辛いのです。

私は半年の病気休暇をとりました。
可能なら出来るだけ長い休みを
とりましょう。

そして、復帰後、私はこの経験を
同僚や教え子に包み隠さずオープンに
しました。

そしたら・・・どうでしょう。

同じ悩みに苦しむ同僚や教え子が
私を訪ねてくるようになったのです。

私は自分の経験から出来る事を全て
打ち明けました。

これが病後のリハビリとなり更に
回復を早めました。

当初医師からは完治までに5年は掛かる
と言われてましたが、

奇跡的に1年半で完治

日々眠れなかった私は投薬が無いと熟睡
出来ませんでした。
ある時、薬を飲むことによって逆に
眠れなくなり、医師に相談したら
「完治したのよ」と言われて泣けてきました。

私は医師では無いので医学的な所見は
出来ません。

しかし、これは私が実際体験した事実

だから、自信持って言えます。

鬱病で悩む皆さん・・・どうか焦らないで
必ず治るよ。

そして、自然の力を借りましょう。

穏やかに・・・

葉にも血は流れている
生きている証

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