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2021年6月26日tatre営業日記 宇多田ヒカルと庵野監督とポピュラリティー

また鬱の話題なんですが、
家帰ったらマダムが宇多田ヒカルのインスタライブ観ていて、
主題歌で参加していたエヴァンゲリオンの監督の庵野さんとの対談してました。

二人の話を聞いていたら
宇多田ヒカルも庵野監督も鬱状態に陥ってた時があった事と…。


やはり表現者は特に鬱と隣り合わせなのかと感じさせられました。

そして、ここまで多くの人に多大な影響を与えている二人、
やっぱり多くの人の評価され、
時には批判され、
そう言った精神状態に陥ってしまうのだろうと思います。
「多くの人からの批判」とかで鬱に陥る度合いは測れないんだろうけど、
普通に考えたら半端なく辛いよね。

これはまったく他人事ではないし、
独立してその組織の責任者というか顔という意味では、
僕も宇多田ヒカルも、庵野監督も同じ立ち位置。

いやこれは怒られるぞ。
同じとか言ってたら怒られるぞ。

でも続けよう。

規模は違えど、同じ立ち位置だからこそ、二人のプレッシャーはとても良くわかるし、
そして客観性の大切さもとても良くわかる。

宇多田ヒカルのテーマ、エヴァのテーマで共通する喪失からの再生。
もしくは喪失との共存。
これもタトルのテーマとして無理矢理つなげ…
いや、暗い店になってしまうからやめとこ。
喪失から再生を目指すケーキ屋ってちょっと嫌だよね。逆に面白いのかな。

でも「喪失」はどの人間にもあるテーマだから、
だからこそ多くの人が共感し、お二人はここまでヒットしているんだろうなと。
宇多田ヒカルの悲痛な歌声は上手いとか上手くないとか言う粋を超えて伝わってくるもんね。

エヴァも映画全部観たくなった。
幼い頃の僕には、
最終的に意味が良くわかんないって言うイメージだったから。


さて、二人の話しでもう一つ興味深かったのは、
映画も音楽も

「誰かに届いてはじめて作品になる」

と言う所。

難解で、突飛押しもないものが芸術だと思われがちだけど、
人に届かないと何の意味もないただのデジタルデータでしかないとおっしゃってました。 
たしかに届かない芸術は無いに等しいので芸術と認められすらしないよね。

お菓子もそうで、人に届かないとロスになり、そしてただのゴミになってしまう。
地球の為には全く良くない。
データ上で届かないで、朽ち果てるよりも環境に悪い。

お客さんが何を欲しているか、
それを徹底的に意識する。
スポンサーでも、従業員でもなく、
まずお客さん。
ポピュラリティー。
ポップ。


もう決めました。
タトルもポピュラリティーを追求する事にしました。

多くの人に喜んで食べてもらいたいから。

それこそ私心はいらない。
お客さんがタトルに何を求めているのか真剣に考えて運営していこうと思います。
宇多田さんと庵野さんの言葉が刺さりました。
すぐ影響されます。

優先順位も変えていきます。

お客さん(大衆)

従業員



自分のやりたい事

にしていきます。

いや、

従業員と一緒にお客さんの要望に答える。

従業員を大切にする。

国にしっかり税金払う

自分を大切にする。

これの方がタトルっぽいな。




よし、次進もう。

2020年12月10日オープンから191日目


従業員

亀太:代表、総合クリエイター
えぐっちゃん:接客、製造補助
づーちゃん:パティシエ、接客、商品開発
娘(10歳):パティシエ
奥さん:マダム
ミィさん:衣装担当、製造補助、インスタ担当、 お花担当。
ユキちゃん:接客、製造補助
かとさん:接客、製造補助
ミオちゃん:接客、製造補助
リョーコさん:接客、製造補助
たっさん:用務員のおじさん
ななちゃん:接客

守護聖人:ミカエル
美術監修:クレー先生


□ 今日のショーケース

もっと夏商品投入していきます。

タトル明大前洋菓子店
公式Instagram

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