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castleお城のお話

上の写真はドイツのノイシュバンシュタイン城ですが、私が出かけた時にはもっと雪があり、お城自体はもっと黄色に見えたように覚えています。美しいお城でした。

下の写真は、私が日本では一番美しいと思っているシラサギ城、姫路のお城です。海外からのお客さんがあったときはいつもこのお城に連れて行ってあげました。それに岡山の烏城にも。シラサギとカラスなんて両極端ですね。

今、姫路城は海外からの観光客から4倍の観覧料を取るとかに決まりかけているようです。私はいいことだと思っています。日本は安すぎる・・・・。
海外ではたいてい外国人だというと現地の人より多くとられます。

もっとも博物館、美術館の入館料がゼロというところもよくあるのですが。ローマの動物園も無料でした。40数年前に行った時のことなんでいまではかわったかもしれませんが。方や、ロンドンの動物園なんて¥5000でした。

さて、今日はお城のお話です。
old English ではcastleは「村」(この意味はラテン語バルガータ版の聖書の使用によるもの)から来ています。のちに、防御するために要塞化された大きな建物、または連結された建物群、要塞、砦」と言う意味になります

(英語の古い期間)。この意味での castleは Old North French(北フランス古語) castel、 Old French (古フランス語)chastel(12世紀)、Modern French(現代フランス語)  chateau、そして、 Latin(ラテン語) castellum 「城、砦、要塞、村」の小さな方形から派生しました。

これはcastrum「要塞」から来ており、 Proto-Italic(古イタリック語) Kastro-「パート、分け前」に関連しています。これは Old Irish(古アイルランド語) 」 cather、 Welsh(ウエールズ語) caer 「町」と同根で「切り離す」と言う概念からcastrareと関連している可能性がある。初期の聖書では castleはギリシア語の kome 「村」と訳されていました。

ラテン語のcastrum は複数形のcastra では「軍のキャンプ、軍のポスト」として使われ、これがOld English(古英語)のceasterになり、 -casterや
-chesterとして地名に組み入れられました。スペイン語の alcazarはアラビア語の al-qasr、ラテン語の castrum から来ています。

Castles in Spain  「スペインの空中楼閣」(むなしい夢)は「実現不可能なプロジェクト、ぼんやりとした豊かさの可能性の空想」と言う意味で、これは14席のフランス語chastel en Espaigne(空想的な城が時にはアジア、またはアルバニアに存在するとされた)を翻訳したもので、土地のない騎士たちが外国で自分たちの地位を築くことへの希望を反映しています。

中世において家督をもらえない次男や三男たちにとってはその希望は本当に切実なものだったのでしょう。

英国人のいう「家が彼の城である」という表現は16世紀からあります。

ノイシュバンシュタインというカタカナ名を綴るのが面倒と「白鳥城」と簡単に書こうと思ったら、「白鳥城」て姫路のテーマパーク、太陽公園にあるそうです。実物大ではないそうですが。

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