投資の基本知識
まず始めに、投資に関する基本的な知識を整理していきましょう。
投資とは?
そもそも投資とはどのようなものかご存知でしょうか。投資とは株式や投資信託、FX、仮想通貨といったさまざまな金融商品を売買することで、その売却益や配当などにより利益を得る方法になります。
投資は、銀行預金やタンス預金などの貯蓄と違い、資産を大きく増やすことができる可能性があります。投資による資産形成は、汗水垂らす肉体労働とも異なり、お金そのものが働いて資産を増やしてくれる不労所得となります。
投資は自己責任が原則
投資は自己責任で行うというのが大前提です。つまり、他人が投資によって大きな利益を上げている手法をブログやツイッターなどのSNSで読んで真似したものの、上手く儲けられず資産が目減りしてしまったとしても、それはあくまで自己責任というのが原則です。
投資にリスクとリターンはつきもの
投資にはリスクとリターンが必ずついてきます。大きく資産を増やしていこうと思えば、積極的にリスクをとって高いリターンを狙える金融商品に投資しなければなりませんし、逆に、手堅い投資を考えている場合は、ローリスク・ローリターンの投資商品を選択することになります。
まず資産形成といって思い浮かぶのは、銀行の普通預金だと思われます。しかし、普通預金に預けているだけではお金はほとんど増えないのが現状です。投資は決して無理をしてはいけませんが、投資によってどのくらいの利益を上げたいのか、もしくはどのくらいのリスクは許容できるかを考えて、ご自身が許容できるリスク・リターンに見合った金融商品を選択していきましょう。
投資に関する勘違い
ここからは、投資にまつわるちょっとした勘違いの例をご紹介していきます。
大きな資金は必要ない
まず1つ目は、投資といっても必ずしも何百万、何千万といった大金が必要であるわけではありません。特に投資初心者の人にとっては、数百円もしくは数千円から始められる投資商品もあります。まずは少額投資から始めて経験を十分に積むことが大切です。
投資はギャンブルではない
2つ目は、投資は決して丁半張ったのギャンブルではない、ということです。投資には元本確保型の金融商品もありますし、株式や投資信託といった元本が変動するリスクがある投資商品であっても、長期投資をすることで成功している人たちもいます。
そのような人たちは、長い年月を積み重ねて得た経験則や様々な分析手法を駆使して、投資を成功させる確率を高める工夫をしているのです。投資は、一か八かのギャンブルの世界とは異なるものであることを覚えておきましょう。
専門知識がある人だけがするものではない
3つ目は、投資は金融の専門知識を持った選ばれた人たちだけがするものではないということです。インターネットが普及した現代では、金融業を専門としていない多くの個人投資家も、ネットや金融情報誌などで価値ある情報を収集して、実際に投資を行っています。
つまり、これから投資を始める方は、金融のプロフェッショナルである機関投資家や、投資の世界で成功をおさめている個人投資家が、どのような情報をチェックしているか知ることが非常に重要になります。
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