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忙しさの問題点

書くことがなくて困っている。かれこれ1時間くらい迷っているが、何も書けずにいた。あまりにも何も書けないので、とりあえず「書けない」ということを書いてみようと思う。

例によって。


書けない日というのはだいたい2パターンある。とにかく暇な場合と、とにかく忙しいパターンだ。今回は後者のパターン。

暇なときはもちろん何もやっていないし、そういうときはたいてい何も考えてすらいないので、書くネタがない。これは当然のことだろう。無為に過ごした時間からは何も生まれないのだ。

逆に忙しいときは、忙しいからあれこれやっているようで、実は何かに追われているだけで何もインプットもないし、何かについて深く考えているわけでもない、という状態になっている。

この記事は早朝に執筆しているが、その前日はなかなかあれこれに追われて過ごした。朝からポップアップ先で勉強会を開催、その後作業を挟んで午後1時から6時まで店頭接客。サッとラーメンを食べて、7時から電話会議。徒歩で家まで帰りながら仕事の電話をし、帰宅後はメールやスケジュール調整といった作業。お風呂の中でもスマートフォンでメールを返していた。

あ、まだプレゼン資料ができてない…もうあまり時間がないのに…


私は「忙しい」という状態も、言葉そのものも好きではない。基本的には常にゆとりが欲しいので、“心を亡くす”ほどに何かにせき立てられているというのはできるだけ避けていたい。特に昨日のように、空いている時間を作業やら電話会議やらで、“効率よく”埋めている状況は正直耐えられない。

結局のところ、忙しくしているときというのは往々にしていインプットも本当の意味での生産性もないことが多く、ただ目の前のことをこなしているだけだったりするのだ。また、タチの悪いことに、メールの返信やスケジュール調整などといった、隙間にできるような細々した作業は、一見すると些細なことなのだが、思っている以上に時間と労力を持っていかれてしまう。それらが積み重なると、有意義なことなど何ひとつ手につけることなく、気づいたら布団の中で気絶したように朝を迎え、「noteに書くことがない…どうしよう…早く書き上げないと、やらなきゃいけない仕事があるのに…」と絶望するのだ。

そう、今の私はだいたいこういう状況。

さらに、ここ最近そんな感じで全体的に忙しく、ポップアップや展示会で土日含めて休みも取れていなかったので、noteの記事のクオリティが落ちているのを感じていた。とりあえずは書き上げるものの、自分なりに納得感のあるものを投稿できていなかったのだ。ちょっと余裕がなくなっただけで、それが文章に如実に反映されるというのは、まったくもって恐ろしいことだ。


あと2週間はこんな感じの日々になる。こんなスケジュールを組んでしまったのは私であり、残念ながらそれは今からではどうにもならないことなので、とりあえず騙し騙し走り抜けようと思う。

そして、改めて思うが、「書けない」ということをテーマにして記事を書けるようになったのは、noteを4年以上毎日書いてきたことによるところが大きい。結局なんとかこの記事も、書き出してから1時間ほどでここまで執筆することができた。

4年の日々は、伊達ではないのだ。


それにしても、「『忙しい』は『心を亡くす』」とはまさにその通りだ。ここ最近、私は本当に心を亡くしてしまっているような気がする。その影響はnoteが書けないでは済まされず、当然ながらその他諸々に支障が出ている。そもそもひどく疲れているし。

ここを乗り越えればきっとなんとかなる、と信じてはいるが、その前に倒れてしまわないように、休めるときは少しだけでも休むようにしよう。

さて、もうひと踏ん張り。


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