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【どんでん返し】友達に勧められた本読んだらめっちゃよかった話

こんにちはゆたブログです.
今日は友達に勧められた本を読んでみたらめっちゃよかったので共有したいと思います.

題名は『雪冤』です.
この本の面白さを伝えるために簡単なあらすじを説明させてください.

この小説は冤罪によって死刑判決を下された少年の無実を晴らすべくその父が真実を突き止めるというお話です.父は真犯人をさがすものの全く手がかりが得られず時効である15年が経とうとします.そんな中,ある日突然真犯人を名乗る男から少年の父に電話がかかってくるのです.真犯人の正体は一体誰なのか,なぜ今わざわざ電話してきたのかを突き止めるべく父はなりふり構わず犯人を探し最後には衝撃の結末にたどり着きます.

この小説の面白さはどんでん返しにあります.私自身犯人を予測しながら読み進めていたのですが,見事に裏切られました.物語を進めていく上で登場人物全てが犯人に見えてきますし,結末もすごく綺麗ですっきりとした読後感を味わえます.

また,この小説は死刑をテーマに挙げていて,今一度死刑制度は必要かということを考えさせられました.死刑にたいして,被害者側,加害者側,または国民など立場が違うと考え方は異なりますし,正解などないのだなと思います.ただ,自分自身普段考えない,答えのない問いを考えさせられる時間となりました.

どんでん返しだけでなくすごく考えさせられる内容となっていますので是非みなさんも読んでみてください!

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