業種や職種に関係なく生涯にわたって身を助けてくれ武器とは?
人生最大の武器
生涯にわたって身を助けてくれるスキルとはなんだろう?
TOEIC、英検、簿記などの資格だと考える人が多いのではないだろうか。
しかし私は、業種や職種に関係なく一生にわたり役立つ武器は文章力だと思う。
もしかしたら、文章力をはかる資格なんてないじゃないか!、文章力を鍛えても稼げないじゃないか!という反論があるだろう。
しかし、少し思い返して欲しい。
文章力は数値化することこそできないが、明らかに読みやすい文章と読みにくい文章が存在する。
そして、思いのほか、現代社会を生きる人々は、自分が書いた文章で人を動かす機会が多いのである。
例をあげると、ビジネスパーソンはメールや企画書によって仕事を進める。また、学生であれば、エントリーシートがよい例であろう。
分かりやすい文章によって、仕事が早くなったり企画が通ったりするかもしれない。
学生は、人生をある程度きめる重要なイベントで、文章によって人の気持ちを動かすことになる。
こう考えると、文章力を鍛える恩恵がいくらでも浮かんでくる。
なので私は、文章力こそ生涯にわたり身を助けてくれる強力な武器になると、心から信じている。
もし、文章力を鍛えたいと思った人がいれば続きを読んで欲しい。
20歳の自分に受けさせたい文章講座
文章力を鍛えるためにおすすめしたいのがこちら。
古賀史健さんの20歳の自分に受けさせたい文章講座だ。
本書の魅力は、以下の問いに明確な答えを与えてくれる。
読みやすい文章と読みにくい文章の違いはなにか。
ここから、本書の内容を簡単にまとめていく。
読みやすい文章と読みにくい文章の違い
読みやすい文章と読みにくい文章の違いはなんであろう?
それは、ずばり、リズムである。
リズムが悪い文章は、読みにくいのだ。
そして、リズムの悪い文章は、文と文の繋げ方や展開の仕方がおかしい。
つまり、論理展開に問題がある。
(具体的な例については本書を参考にしていただきたい。)
では、読みにくい文章を読みやすくするためにはどうすれば良いのだろうか?
その鍵は、接続詞にある。
実際にそこに入れるかは別として、前後の文章を繋ぐために適切な接続詞が存在するか探してみるのである。
きっと読みにくい文章には、どんな接続詞も入らない文の隙間が存在するはずだ。
もし本書に興味があればぜひ手に取って欲しい。
値段以上の価値があることを保証する。
おわりに
本書の中に、理解できたから書くのではなく、理解するために書くのだという一文がある。
全くもってその通りだと思う。
人は案外、考えているようで悩んでいるだけなのだ。
書くというアウトプットを通して考えるのである。
考えるために文章を書こう。
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