孫正義社長直伝のプレゼン資料作成術!!! Part1
今回ご紹介するのは、前田鎌利さんの社内プレゼンの資料作成術です。
本書は、社内プレゼンに焦点をあてた、一発で承認されるスライド作成術を解説しています。
著者の前田鎌利さんは、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)で孫正義社長を前にプレゼンを行ってきたプレゼンのプロフェッショナルです。
そんな前田さんはおっしゃっています。
「社内プレゼンは資料で9割決まる」と。
それではさっそく、一発で承認される資料作成術をみていきましょう。
Part1では2点ご説明します!
1. 社内プレゼンは長くとも5分以内
わかりやすくて簡潔なプレゼンを目指すこと。
時間でいえば3〜5分程度。
スライドの枚数でいえば、表紙や目次を除いて5~9枚。
なぜ短い時間で決裁者にインプットする必要があるのでしょうか?
それは、議論を深めるために決裁者からの質疑に時間をさくべきだからです。
その時間を確保するために、プレゼン自体は3~5分程度で終了させるの好ましいのです。
たしかに、会社の上層部にいけばいくほどタイトなスケジュールで動いている人ばかりですよね。
そんな人たちが、だらだらした要領の得ない長いプレゼンを嫌うのは想像に難しくないと思います。
2. 優れたプレゼンは「ロジックがシンプル」
社内プレゼンで必要な論理展開(ロジック)はたった1つだけである。
それは、課題▷原因▷解決策▷効果のストーリー。
そして、その各々に根拠(可能な限りデータで)と結論をセットで示すこと。
例:店舗来客数の改善案
【課題の結論】来客数の低下 ◀︎ 【課題の根拠】来客数の低下を示すグラフ
【原因の結論】顧客満足度の低下 ◀︎ 【原因の根拠】顧客満足度の低下を示すグラフ
【解決策の結論】店長に対する接客研修の実施 ◀︎ 【解決策の根拠】顧客アンケート
【効果の結論】顧客満足度がXX%にまで上昇 ◀︎ 【効果の根拠】他社の実績データ
スライドに落とし込む際は同一のスライド内で、根拠(グラフなど)を左側に結論を右側に配置すると聴衆は脳内でスムーズに情報を処理できるとおっしゃっています。
まとめ
Part1では、社内プレゼンは3〜5分で終わらせること&社内プレゼンに必要なたった一つのストーリー展開(課題▷原因▷解決策▷効果)についてお話ししました。
Part2もお楽しみに!
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