見出し画像

ユダヤ人大富豪の教え 第二の秘訣 自分を知り、大好きなことをやる

はじめに

前回は、自由な人生を歩む自由人とお金や時間に苦しむ不自由人との違いをみました。

自由人になるためには、時間を作り自分を知ること、そして魂を注ぎこめることを見つけるでした。

しかし、そうはいってもどのように自分を知ればいいのか?
魂を注ぎこめるほど夢中になれることを見つけたらなぜ自由人になれるのか?
いろいろと疑問があると思います。

実際のところ私も、好きなことが見つかってもそれがお金になるとは限らないし、短時間の充実感は得られても長期的な人生の幸せが得られるかはまた別の話ではないかと疑っていました。

しかし本書を読み進めていくと、好きなことをやっているときのエネルギーの大きさを知り、あながち著者が言ってることも正しいのかもと思えてきました。

なので、ここからは本書の第二の秘訣「自分を知り、大好きなことをやる」から、私が共感、納得した内容を紹介します。

好きなことをやってもお金にならないじゃないか!

まず、好きなことで飯が食っていけるか!とみなさん思いませんか?
私は思います。

しかし、ゲラー氏はこれに真っ向からこう反論します。

それは、退屈な人生を送っている連中が考えることである。
心から好きなことを熱中してやれば、大抵の場合、気がついたら成功しているものだ。

正直、私にはまだ完全に納得できません。
しかし、私が納得できないのは、仕事や家庭の忙しさを言い訳に好きなことに対してまだ魂を注ぎ込んでいないからなのかもしれませ。

ユダヤ人大富豪のゲラー氏が、これまで実際に目にしてきた多くの人の人生をベースに語っているので、真理なのだろうとは思います。

もしかしたら、疑ってかかる前にまず夢中になれることを見つけ、それに没頭する素直さも成功に必要な能力なのかも知れませんね。

自分の好きなことの見つけかた

好きなことをやることが成功への道なのはとりあえず納得するとして、どうやって好きなことを見つければいいか教えてくれ!
具体的なアクションプランが分からなければ何も変わらん!

そんなふうに皆さん思いますよね。
明日からすぐ実践できる行動プランがなければ、実際どうしていいかわからないものです。

では、ここから、本書で紹介されている好きなことの見つけ方と私が実践している方法をそれぞれ紹介したいと思います。

全ての物事に全力で取り組む

では、まず一つ目は本書から。
それは、いま取り組んでいることがなんであれそれに全力を費やすです。

目の前のことに全力投球できれば、次々に面白いことが自分の目の前にやってくるとゲラー氏は言っています。

それホント?と少し疑問ではあるものの、全力でやってみて初めてその楽しさが分かるというのは理解できます。

しかし、なぜこれが夢中になれるものを見つけることにつながるのでしょうか?

ゲラー氏は目の前のことに全力を注ぎ込まず逃避することは、同時にチャンスも失うことだと言っています。

つまり、全力で向き合ってはじめて自分の好きなものが分かったり、結果が出せる分野が分かったり、一生懸命取り組んだからこそ見える景色があるのだと言いたいのだと思います。

そして、それを見ていた誰かが、得意をより生かせる分野に引っ張ってくれることもあるのではないでしょうか。
そうやって、あらゆるチャンスに恵まれていくのかもしれませんね。

とりあえずやってみる

続いて、2つ目です。
これは他の書籍の内容ではあるものの、すばらしい価値観だったので紹介させてください。

今でこそやりたいことを見つけそれなりに充実した日々を送ってはいますが、私も以前はやりたいことが全くみつかリませんでした。
私には、熱中できるものなどないのではないかと思うほどに。

そこで、このままではまずいと思いあらゆる書籍を参考に好きなものを見つける努力をしました。
その中で心から共感できた考え方があるので紹介させてください。

それは喜多川泰さんの上京物語という本に書かれた、

やりたいことはやったものの中からしか見つからない。
そして、勝手に”稼げるものの中から”という制約をつけない

という言葉です。

私はこの言葉に出会ったとき、心から著者の喜多川さんに感謝しました。
なぜなら、自分のこれまでの行動では好きなものが見つからなくて当然だと分かったからです。

頭の中でやりたいことを探していたって見つからないのは当たり前なんです。
やったことがないから楽しさなんてわからなくて当然なんです。

もし、熱中できるものを心から見つけたいと思っているのなら、とりあえずやってみなくてはいけません。
やってみて楽しくなかったら次の新しいことを始めるだけでいいのです。

そして、お金を稼げるものの中からやりたいことを探したって見つかるわけありません。
だって、本来やりたいことっていうのはお金を払ってでも自分がやりたいことのはずです。

お金は後からついてきます。最初から行動の基準にしてはいけません。

この価値観に触れてからありとあらゆるものをやってみることにしました。
靴作り教室に通ってみたり、小説を書いてみたりと。

きっと好きなことに夢中になっていたら稼げるようになるんじゃないでしょうか。
好きで好きで突き詰めていったら、結果として自分が好きでやっているだけなのに幸せになる人が出てくる。
だから、対価としてお金が入ってくる。そんな感じじゃないでしょうか。

もし、やりたいことがなくてハリのない毎日を送っているのなら、一緒に何か試してみませんか?

時間がない、お金がない、わかります。
僕もただのサラリーマンです。

それでもできることから一緒にやっていきませんか?

まとめ

今回は、幸せな自由人になるための秘訣の一つ、好きなものに魂を注ぐを紹介しました。
最後にまとめます。

1. 全ての物事に全力で取り組む
▷目の前のことに全力で取り組むことであらゆるチャンスに恵まれる。
2. とりあえずやってみる
▷やりたいことはやったものの中からしか見つからない。そして、勝手に稼げるものの中からという制約をつけない。

もし共感したらスキを押していただけると次回の記事の励みになります。
いつも読んでいただきありがとうございます。

では、また次回の記事でお会いしましょう!



この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?