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今日の印象的なプレイリスト


1.朝、満員の井の頭線に窮屈に揺られる。
全員はじめましてなのにすごい近い距離でくっつきあっていているのはいつになっても不思議だ。
くるりの『ばらの花』を聴きながら、
知らない人のつむじばかりと目が合う。
家族のつむじすらどんなのか知らないというのに。


2.次に流れたのはDoughnuts Holeの『おとなの掟』
この曲を聴いていると僕と同じように車両に詰まれている学生やサラリーマン、OLたちの誰もが例外なく絶妙に怪しく見えてしまう。もう無条件で怪しい。秘密を隠している。
僕は肩にかけている鞄をぐっと手前に引き寄せる。
そしてその怖いもの見たさから猛烈に『カルテット』がまた観たくなるのだ。
すずめちゃん可愛かったなあ。

3.3曲目はクリープハイプの『バンド(二〇一九)』
彼の歌声は彼の人生での経験を絞り出しているようで
見たことも会ったこともない僕の人生に寄り添ってくれる。疲弊していた僕の社会人生活を支えてくれたのは紛れもなくクリープハイプだった。
『百円の恋』も『ちょっと思い出しただけ』も好きな映画なのだけれど、そこに音楽としてクリープハイプが居ることで「好き」を色濃く認識させてくれる。


4.労働を終えてまた混み合う電車に乗り込み、
埋もれながらも出来た自らのわずかな空間で
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『ドロップ』を聴く。この曲のイントロが流れた瞬間、マリオカートのスター状態のごとく僕は無敵になる。何にも屈せず、『なんでもかかってこい』とギラついてしまう。満員がなんだ、疲れがどうだ。ライブに行きたくなる。なんて凄いエネルギー。


まだまだあるけどキリがないからこの辺で。
音楽は偉大だなぁ。

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