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ジムをお風呂代わりにする生活をしてみた

我慢したり何かをやめて金額を抑える「節約」は楽しくないと感じ、楽しくライフコストを抑えようと目を向けたのは、生活インフラを外部に切り出すこと。

賃貸で暮らす私の固定費において家賃はひとまず必要経費と考え、次にお金がかかるのは水道・光熱費。

電気代・ガス代・水道代を外部に切り出す生活はできないかと考えて辿り着いたのがジムをお風呂代わりにする生活でした。

やってみるその前にまずは計画

この生活はミニマリストのしぶさんが長年実践しているというのを知ったのがきっかけ。

調べてみると「ジムで風呂を済ませる」という人は意外にも多くいるようだったので、「まずはやってみよう!」と思い実験生活の計画を立てます。

計画を立てるほどにこの生活のメリットがたくさん見えてきました。ジムの設備を活かし家の風呂に入らないことで

  • 光熱費が下がる

  • 筋トレを習慣化できる

  • お風呂掃除をしなくていい

とメリットだらけであることに気づき、実行に移したい気持ちに拍車がかかります。
ということでまずこの生活を実践するために、以下のようなライフコストの組み直しを計画。

  • 家賃を5万円前後から4万円前後に下げ、ジムに近い物件をさがす

  • 下げた家賃1万円分をジムの月会費に充てる

当時住んでいた鎌倉にはそもそもシャワーや大浴場があるような大型のジムはなく、4万円前後の賃貸物件も見つからなかったため鎌倉以外で探すことに。
(↓鎌倉での生活は以下の記事に書いています。)

そこまで遠くに引っ越すつもりもなかったので「徒歩10〜15分圏内にジムがあり、家賃4万円の物件」を見つけた横浜に引っ越しました。ジムをお風呂代わりにする生活の始まりです。

参考として実際に暮らし始めた直後の生活状況をざっと整理しておきます。

  • 土日休みの一人暮らし

  • 筋トレは週3で実施

  • 平日・筋トレあり → 18:30ごろジムへ移動、20:30ごろまで筋トレ+入浴

  • 平日・筋トレなし → 19:00ごろジムへ移動、20:00ごろまで入浴

  • ジムには風呂・サウナ完備

では事前にメリットとして仮説を立てていた各項目ごとに、実際にこの通りになったかどうかを書いていきます。

  1. 光熱費が下がる

  2. 筋トレを習慣化できる

  3. お風呂掃除をしなくていい

1. 光熱費が下がる

光熱費は果たして安くなったのか?10月・11月の2ヶ月平均をこの生活を始める前である前年と比較してみました。

電気代

まずは電気代から。結果は以下の通り。

  • 電気:2,053円 → 2,705円(↗︎652円)

電気については入浴中の照明ぐらいなので、そこまで変わらないだろうと思っていましたが、案の定安くはなっておらず、別の要因で使用量が増えたのか高くなる結果に。

水道代

そして一番安くだろうと期待をしていた水道代はこちらの結果。

  • 水道:1,635円 → 1,640円(↗︎5円)

水道代はなんと全く安くなりませんでした。

期待値が高かったゆえに理由が気になり横浜市の水道料金の内訳を調べてみたところ、「基本料金 + 従量料金」という構成になっており、使用水量が 16㎥ 以下は料金が変わらないという仕組みになっていました。(前年住んでいた鎌倉市も同様の仕組み)

水道料金のしくみ(令和3年7月料金改定後) 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/ryokin/ryokinsikumi.html

そこで当時の請求書を引っ張り出し、料金だけでなく使用水量まで調べてみると、そもそも前年もこの 16㎥ の使用水量を超えていませんでした。

つまり、そもそもこの生活の開始前後で変わらず 16 ㎥ までしか使用していなかったため料金が変わらないという結果になったようでした。

水道料金は基本的にどの自治体でも「基本料金 + 従量料金」という構成になっているようで、最低料金となる上限の使用水量(今回でいえば 16㎥)はメーターによって変わるようです。

風呂をジムに切り出すことで、使用水量の区分を1段階以上下げられる場合には水道料金の削減が見込めそうです。
水道料金の仕組みを学ぶいい機会になりました。

ガス代

そして次に減ることを期待していたガス代はこちら。

  • ガス:2,259円 → 1,321円(↘︎938円)

こちらは1,000円近く安くなっています!

ガス代はかなり安くなる結果に。もちろん年間で変動はあると思いますが。毎月900〜1,000円前後安くなるのであれば 1年間で1万円以上のコスト削減になりそうです。

ということで光熱費についてまとめると以下の通りです。

  • 電気代:特に変化なし

  • 水道代:特に変化なし → 使用水量によってはコスト削減の見込みあり

  • ガス代:1,000円近いコスト削減に!

2. 筋トレを習慣化できる

このメリットに関しては前提として、「以前から自重トレーニングを行なっていて、そもそもジムに移行したいと考えていた」タイミングだったので元々個人的にモチベーションが高い状態であることを補足しておきます。

とはいえやはり毎晩ジムに行くことによって、「せっかくすぐそこに筋トレできる設備が揃ってるから、筋トレして帰ろう」という思考になり、確実に強制力が働いていると思いました。

結果としてやる気が起きない時でも、週3回というリズムを崩すことなく実行できました。

ただあくまで元々筋トレのモチベーションがある上での副次的なメリットのようなものだと思うので、「筋トレを習慣化するために、ジムをお風呂代わりにする生活をする」のはおすすめできないです。

3. お風呂掃除をしなくていい

一度もシャワーも浴びず湯船にも入らないのであれば、お風呂掃除自体しなくてよくなります。お風呂掃除はなかなか大変で時間もかかると思いますが、これらにかかっていた労力や時間も削減できます。
体感としてもお風呂場の掃除をしなくもいい人生はなかなか楽だと思いました。

またお風呂用洗剤なども持たなくて良いですし、頑固なカビも発生しないのでカビ取り用洗剤みたいなものも持たなくて良くなります。

個人的に用途限定的な物は持たないようにしているので、「〇〇用〜」といった持ち物を減らせるのは大歓迎です。

さらにボディーソープや洗髪剤に特にこだわりがない人であれば、ジムに備え付けのボディーソープや洗髪剤を使えばいいので、これらも持たなくても良くなります。(ただし備え付けていないジムもあるので要注意)

4. その他のメリット

湯船・サウナにいつでも入ることができる

これらの設備があるジム限定にはなりますが、何気に大きなメリットだったのはこの2点。

一人暮らしの場合、湯船は水道代を気にしてしまってなかなか家では入りにくいはず。しかしジムに大浴場があればいつでものびのびと足を伸ばして入ることができます。

また筋トレをする場合はトレーニング後に体を温めるのが良いそうなので、トレーニングをした日はアフターケア、しない日であっても入浴をすることで一日の疲れをしっかり取ることができます。

またサウナ好きの人であれば、サウナにいつでも入れることもかなり嬉しいはず。基本的にサウナがあるジムであれば水風呂もついているので、ジムの設備次第では十分"ととのう"こともできると思います。

まとめ

以上ジムをお風呂代わりにする生活をしてみての検証結果でした。

個人的には期待通りにメリットを多く感じることができ、結果的にこの生活自体は9ヶ月ほど無理なく継続することができました。(別の理由で引っ越すことになったため終了。)

色々な観点でメリットがあるので、以下に当てはまる方には手段としておすすめしたいですが、複数人ではなかなか現実的でないので、ほぼ一人暮らし前提で考えるのが良いかなと。

  • 光熱費を節約したい人

  • 筋トレを習慣化したい人

  • 水回りの掃除をするのが面倒くさい人

  • 持ち物を減らしたい人

興味がある方はぜひ。誰かの参考になれば幸いです。


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