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狩猟を始めるかも知れないレポート Vol.7

いよいよ本格的に始められる可能性が出てきたので、八ヶ岳南側、清里エリアで行われた狩猟体験ツアーに親子で参加してきました。リンクはこちら。

清泉寮という八ヶ岳にある宿泊施設や観光施設、教育施設が集まっている場所にある自然学校の主催で行われていて、プロのガイドさんや猟師さんが教えてくれて、座学からクラフト体験、罠かけから解体まで色々な体験ができました。

気持ちの良い秋晴れで高原の風が気持ちいい
まずは自己紹介と座学。東京から来ている人が多くリピーターの方も。

屋外での罠かけツアー

説明を熱心に聞く子どもたち
実際に住んでいる動物のぬいぐるみを隠して子どもたちが探します。そこから動物の特性を知る。
罠エリアに移ってからは、まずあらかじめてかけておいた罠を探し出す遊び、そこから実際にかけてみて、回収するまでを体験。
自分もトライ。習ったはずなのに忘れてる(;´∀`)
息子もやってみます。

クラフト体験

1日目の午後は鹿の皮を使ってお守りをつくるクラフト体験。久々にこういう工作をやるのとカスタマイズが色々できて、子供も大人も夢中になってました。プロの職人さんがなめしてる皮と、そうじゃない皮だと手触りも硬さも全く違うのが驚きでした。

まず色を選んで。
形を切ったり熱で模様をつけたり。
糸を通す穴も自分たちであけます。柔らかい皮は思ったより加工しやすい!
中に縁起が良いと言われる鹿の角を入れて。
完成です!色とりどり!

夜はナイトサファリ

暗すぎて鹿などの写真はないのですが、夜はナイトサファリということで暗視スコープを持って鹿の姿を見ました。牧草地なので鹿がたくさんいて、かなり見えました。そして中秋の名月がきれいで思い出深い時間に。

2日目は解体がメイン

まず朝、猟師&ガイドさんから実際に鹿をつかまえる様子などを教えてもらい。

いよいよ解体です。大きなオスと小さな子どもの2体をみんなで解体していきます。解体は自分自身は初めてではなかったのですが、カッターでやるのが衝撃。切れ味が落ちず、手頃で良いそうです。

子供は興味津々で全く怖がる様子なし。
うちの子もやってました。
皮もなるべく脂や肉などをとって活用します。
最後にお肉になる。

このお肉はあくまで解体体験用なので、食べることはできません。昼食時には近隣のジビエを使ったソーセージが出てきて、解体した部位や個体ごとに味が違うことをみんなで確認しました。

最初はどんな感じになるのかな〜と思ってましたが、クラフト体験が意外に最後の感想で人気が高かったり、会場におもちゃの銃で射撃コーナーがあって子供らが盛り上がったりと、子どもたちも楽しめたようでよかったです。

皮の加工はこのエリアの伝統産業だったのに一時期鹿をとりすぎて皮がなくなり中断し、今では輸入した皮を使っているというこれまた複雑な気持ちになるお話などもいっぱいお聞きして、大人もリアリティが増しました。興味ある方おすすめです!


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