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狩猟を始めるかも知れないレポート Vol.6 無事 狩猟免許 取得しました!

申込みまで

さて、いよいよ狩猟免許を取得しようと思って自治体のサイトなどを見ていたのですが、「免許講習」と「免許試験」の2つがあるらしく、どうにもよくわからないので2021年末に「佐久地域振興局林務課林務係」さんにメールで問い合わせをしました。年末にも関わらず丁寧に対応してくださり、各種リリースや書類一式を送ってもらいました。

ちなみにこれが送ってくださったリリースです。以下一部キャプチャ。


申し込みが2022/1/17からで、「まぁしばらくは大丈夫だろ」とたかをくくっていたら、なんと一度問い合わせしたことを覚えてくださった自治体の方から1/19、つまり申込み開始から2日後に「最近人気なのですぐ埋まるかもしれないので、早めに申し込んでください」とリマインド&リコメンドいただきました。なんとありがたい!狩猟って本当にいま人気なんだなと実感・・・

というわけで、焦って必要書類を揃えました。基本は申込書みたいな自分で書くものなのですが、書類の中に「猟銃・空気銃所持許可証の写し または 医師の診断書」というのがあり、自分は猟銃の初心者講習は受けてますがまだ「所持許可証」は持ってないので、「医師の診断書」を出す必要があります。一部キャプチャ。

とりあえず近くの精神科に行って診断いただいて(どんな感じなのかわからず少しドキドキしたのですが)、割とあっさりお医者さんと会話しながら診断していただき無事書類をもらい、申し込むことができました。

ちなみにわかりづらい部分として、狩猟免許の取得自体は自分の住所地があるところの都道府県で行う必要がありますが、免許の有効範囲は全国で、猟期ごとの「狩猟者登録」(ここで狩猟しますよ、という登録)はまた都道府県別になります。

まずは2/13に講習会!

整理すると、狩猟免許を取得するプロセスは「色々教えてくれる丸一日の講習」と、その1週間後の「がっつり試験」のセットになっていて、2週連続で日曜日が丸一日つぶれます(笑)。

一方で、その2つは同じ部屋、同じ座る位置、同じ参加者ということで、なんだか試験当日は懐かしい感じすらあり(笑)、猟銃の初心者講習よりもリラックスして臨むことができました。

講習会は座学で法律などの基本的なことをまず学びます。

その後、罠をかける実技講習と、銃の点検・分解・運搬などの実技講習がありました。当然ですが全く触ったことがないものばかりなのでかなり緊張しますが(猟銃初心者講習では銃には一切触ってない)、すごく丁寧に教えてくださって汗をかきながらなんとか覚えていきます。

個人的に盛り上がったのは「どれが狩猟鳥獣か」の判別テスト。みんなでかわいらしい動物の絵を囲んで「えーとこれはゴイサギだから狩猟鳥獣」「えーとこれはイタチのメスだから非狩猟鳥獣」とか覚えていきます。

正直、覚える内容の量は大したことないんです。大したことないのですが、なにせいままで自分の人生で覚えたことがないことなので、「ちゃんと覚えられているのか」がいまいちつかめません。

そしてこういう微妙な試験問題もあるので、ますます不安になります(笑)

結果、猟銃の初心者講習と同じく、過去問を見ながら直接覚えていき、テキストがむしろ補助教材のような形で家に帰ってから復習する形にしました(でないと自分の理解が不安になる・笑)

そして2/20(日)試験当日!

迎えた試験当日、前日夜から再度色々テキストと試験問題を見直して、緊張して臨みました。当日のスケジュールはこんな感じ。

結論から言うと、この日来ていた参加者の方は筆記も実技も全員合格し、まさかの(?)全員合格でした。これがたまたまなのかいつもなのかはわからないのですが、確かに「なるべくなら持たせたくない」というニュアンスを感じる猟銃の初心者講習 に比べて、「なるべくならみんな合格してほしい、狩猟を始めてほしい」というニュアンスを強く感じる試験でした。

とはいえ、試験も実技もやってる方はかなり緊張しますし、終始「これでよかったのだろうか」という不安もありました(笑)。また、全員合格したとはいえ、筆記試験は復習なしで合格するとは思えない、少しトリッキーな問題もあり、皆さんある程度きちんと対策してきたんだろうなと思われます。

なにはともあれ合格は嬉しい!!!ちなみに猟銃とわなの両方を申し込むことができたため、自分は両方申し込んで一気にとることができました。まだどちらにするか決めきれてない方は、かける時間に対しての効率という意味ではこれがおすすめだと思います。

さて、免許はとったと・・・。で、このあとどうしたらいいのかな・・・。イメージで言うとここでハンターマップ(どこが狩猟できる場所か確認できるマップ)や地元の猟友会への入り方など「次のステップ」が説明されるのかなと思ったのですが、そういうのは一切なく「はい、お疲れ様でした〜」で終わりました。

さて、このあとどうしようかな・・・(笑)。


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