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#今こそ本の力を - Vol.1 鈴木博毅「超」入門 失敗の本質

新型コロナウイルスの影響で日本全体に大きな影響が出ていますね。もちろん仕事も粛々とやるべきことをやっていますが、もうちょっと個人でやれることないかなと。せっかくなので一斉休校で子どもが家にいたり、在宅勤務で通勤分の時間ができて本を読む機会が増える人も多いと思うので、個人的なおすすめ本を紹介することにします。

Vo.1 はこちら。

元々はかなりヘビーな本ですが、こちらは数時間で読めるので気になる方はぜひ。元々は第二次大戦時に日本軍がなぜあれほど間違った判断をし続けたのか、という点を組織の観点で書いてる本ですが、ほとんど今も変わってないのではという恐ろしさを感じます。

以下メモ

・戦略レベルの失敗は戦術レベルではカバーできない
・戦略とは追うべき指標を決めること。追いかける指標が誤っている場合は、どれだけ戦力を投入しても効果がない
・大本営で机上の論理を積み上げて上意下達で命令を下ろすのではなく、現場で実際に活動した人間を戦略策定の場に参加させ、リアリティに基づいて戦略策定し、さらに改善のループを回し続けねばならない。日本軍は全く逆のことをやった。
・プロセスややる気ではなく、結果のみで人事評価を行わなければ、「死んでも戦います」という精神論をふりかざすイエスマンばかりの組織になり、盲目的に自分たちに都合の良い情報しか取り入れないようになり、組織が崩壊する
・これが常態化すると、勝負において追いかけるべき指標やルール、前提が変わった時についていけなくなり、全く成果に結びつかないことを盲信して続けるようになる

元の「失敗の本質」はこちら。


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