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狩猟を始めるかも知れないレポート Vol.5 無事 「猟銃等初心者講習」の講習修了証もらいました!

Vol.3で軽井沢の警察署で申し込んだ講習会、あっという間に時間は流れてついに本番となりました。

正直教本を読んでもなんのこっちゃ全くわからず、一方でネット等で調べると「予習してないと考査のパスはほぼ不可能」と書いてあるので、本番3日前になって慌てて「対策」を始めました。

対策はシンプルに「例題を解きまくる」こと。教本を読むだけだとどこが考査に出る=重要なポイントなのかわからなかったのですが、例題を解いていくと「どういうところを聞きたいのか」=「どこがポイントになるのか」がわかってきました。(参考にしたブログ例YouTubeチャンネル例

こういうのをひたすら仕事が終わった夜に解いて、重要な名称や数字、決まりなどを問題から逆算して覚えていく。調べても調べても、結局は都道府県によって難易度が違うらしく(合格率が20%〜70%で違うというような説がチラホラ)、不安が消えませんでした。

会場は軽井沢からクルマで3時間弱かかる飯田市の警察署。まずここに来るまでにだいぶ体力を削られました・・・。来月の上田会場にすればよかったかなと正直うっすら後悔・・・。

が、会場に入って、今回申し込んで良かったとびっくり。というのも定員30名がびっしり埋まって、しかも自分の受験番号が最後だったからです。五十音順だったのか申し込み順だったのかはわかりませんが、それでも30名びっしりで申し込めたのはラッキーだったんだろうということはわかります。

受講者の方々は、若い男性や女性もいたり、外国人もいたりして、思ったよりダイバーシティに富んでるなという印象です。

「まずこれをメモっておいてくださいね、これが理解できないとそもそも考査の質問が理解できませんから」と教官に言われて写したホワイトボードの内容がすでに難しい。空気銃も狩猟に使いますが、空気銃は猟銃には入らず、ライフル銃とライフル銃以外の猟銃(散弾銃含む)のみが猟銃にあたる、と。複雑(笑)

初心者講習は以下のようなスケジュールで、丸一日がっつり座学で勉強した後に考査(○✗式のテスト)を受けて50問中45問正解すれば合格です。
・10:00-12:00 法令(銃刀法など)
・13:00-15:00 銃の取り扱い
・15:00-16:00  法令(火取法、鳥獣法など)
・16:30-17:30 考査

教本と事前勉強用に買った参考書を並べて、教官の方が説明するところをなぞりながら勉強していきます。

考査の問題自体は、そこまで難易度が高いものばかりではなく、常識で考えればそりゃそうだろう、というような問題も多くあります。一方で、例えば学校の受験などでも「全問題中9割合ってないと合格できない」というのは相当狭き門ですよね。50問のうち7〜8問、かなり細かい数字を聞かれる質問があるため、そこは対策してきちんと覚えておかないと絶対に回答できないようになっています。

今回の教官はとても優しくて、「大切だと言ったところ、2回読んだりしたところなどは試験に出るのできちんと覚えてください」という形で全部教えてくれたので当日安心しましたが、それでもかなりのプレッシャーで、夕方座学が終わる頃にはちょっと脳みそがパンクしそうになりました。

結果的には満点で合格(点数が知りたければ聞けば教えてくれます)して一安心でした。見たところ、合格率は7割程度といったところなので、決して低くはないですが、事前準備含めてかなり本気度が問われることは間違いないと思いますし、全体的な教官の態度からも、「銃を持つことをそう気軽に考えてもらっては困る」というトーンとプレッシャーをひしひしと感じたので、改めて背筋が伸びる思いをしました。

久々に受験勉強をした気分で、嬉しいというよりもとにかくホッとしたというのが正直な感想でした。ともかくこれで一歩前進です。この初心者講習の修了証は3年間有効なので、これからじっくり色々考えていきたいと思います!この日が2021年12月11日なので、2021年10月10日に県の狩猟イベントに行って興味を持ってから、ちょうど2ヶ月での取得になりました!

(合格者のみ部屋に残されて、不合格者は先に退室させられて帰される。その間のシーンとした時間とか、本当に学校の受験とかテストみたいで変な汗でました・・・)


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