父さんは畑の水やりに
出勤時間を思いきりズラしているので、午前中に時間がある。今日は妻に畑の水やりを頼まれたので、さっき娘と行ってきた。てか、娘と行かないと、娘に教えてもらわないと一人じゃ何をどうしていいか分からない。それくらい、自ら畑に行って作業することがない。てなわけで娘に「水やりってどうやるの?」と聞いたんだけど、めちゃめちゃ丁寧に教えてくれた。
まずは水路からジョウロに水を汲むんだけど、水位が低くてそのままじゃ汲みづらいので、ちゃんと重しが用意してあるのを知っていて、それを水路に下ろして水を堰き止めてダムをつくるところからするんだね。娘が自分で「うんしょ」と重しを下ろすと、ちゃーんと堰き止めた側の水位が上がってきた。おぉ、こうすると確かにめちゃめちゃ汲みやすい。なんだかジョウロの形もよく考えて設計されていて、水を汲む側の大きな口を下側にして横に向けて持ちやすいように、先に向かって伸びる細い管の上にも持ち手がついているんだね。なんだかものづくりの賢さに触れた気がして、ちょっと感動。
水を汲んだら、二畝ほどある我が家の畑に順に水をやっていく。ぼくは葉っぱだけ見たって何が植ってるのかほとんど分からないんだけど、娘が一つ一つ「はい、これはナスですねー、それで、これはキュウリです」とか言いながら丁寧に説明してくれる。ぼくは聞いても覚えられないんだけどね。
妻の畑友(はたとも。畑の友だち、ね)である近所のおじいちゃんが、「キュウリが大きいのなってますなー、早うにできるやつは大きくなり過ぎるとかたくなりますよ」と教えてくれたので、娘がせっせと切り採っていた。すると娘のバブ友(ばぶとも。近所の小さい子たちの集団の中の一人?友だちの妹かな?)が通りかかって、少し世間話を交わしたあと、「あーちょっと待って!」と言って後を追いかけ、採ったキュウリをおすそ分けしていた。さすが女子。恐るべし社交能力だ。
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2020年の日記
ただの日記です。毎日書くわけではありません。不定期ですが、目標は「ほぼ毎日」です。40才。本厄。名刺の肩書きは「プランナー、ミュージシャン…
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