治すのはタダ

治すのはタダ

症状が出たら多くの人は病院に行って病名をつけてもらい、安心します。

「私は病気だったんだ！」と言った具合です。

そして

医療者の指示通りにクスリを飲んだり

入院したり、手術をするわけです。

私の業界で言えば

「腰が痛いから医者に行ったらヘルニアって言われました」

そして

「ヘルニアだから痛くてもしょうがないんです」

「それで痛み止めのおクスリと湿布をもらいました」

とドヤ顔で言われます。

私の返答は一言。

「で？」です。

「ヘルニアだから何？」

ヘルニアとは状態であって

症状が起きた原因とは別の話です。

病名がついたところで、症状は変わりません。

痛み止めも湿布もしたところでも「抑えることできる」

けど「治ること」ではありません。

症状が出るということは

【あなたの全てに問題があるから出る】ということです。

その事実を見ずに私たちは何をしているのでしょうか？

こんな簡単に医療にかかれない時代の人は

症状が出たら何をしていたのでしょうか？

そう思うと今は社会自体が医療に依存していると思います。

今の社会が問題なのは

自分で治すくらいの気概がないことであり

「自分が治す」という考え方がないことだと思います。

「病名が出て私は〇〇だから」と納得するより

症状を改善するにはどうしたらいいのか？

何が原因で自分が症状を出しているのか？から

生活習慣や食生活、食べ方や考え方を1度止まって観て考えてみる

ことが大事だと思います。

【大森裕介】

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