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鮮度が命!オリーブと苺とモッツァレッラと。

穏やかではない報道ばかりのせいか、このところ疲れ気味で心身が不調。noteの更新頻度も減速中・・・(言い訳)。こんなときこそ、なにか美味しいものを食べて元気をつけたい。

そう思って、ワインを買いに行った。ワイン店は近くに新店舗がオープンしたヴィノスやまざきさん。職場のちかくにも店舗がある。そちらでもときどき見かける北海道産のモッツァレッラが、それはそれは美味しくて、ついワインといっしょに買ってしまう。

そのモッツァレッラは道東の白糠町にある酪恵舎さんのもの。わたしがいままで食べたなかでは、ダントツの美味しさだ。

備忘録レシピをまとめている拙マガジン。そのトップ画像にしているカプレーゼのモッツァレッラも酪恵舎さんのもの。もうスーパーの量産品が食べられなくなってしまった。

拙マガジン「料理のこと(レシピつき)」スクリーンショット

鮮度に限りがあるので、いつも店頭にあるとは限らない。今回、ラッキーにも見つけて、今日はカプレーゼとスパークリングワインだ!とひらめいた。

ところが。美味しいモッツァレッラを買ったものの、トマトの買い置きがなかった。ミニトマトならあったのだけど、酸味が強すぎてアンバランスだ。市場に寄ったのだから完熟トマトを買っておけば良かった・・・・さてどうしたものか。

この日、市場で苺も買った。栃木県産のとちおとめ。むかし苺に練乳をかけたりしたのを思いだす。ミルクからつくられるモッツァレッラもいけるかも!フレッシュなものならきっと相性が良いだろう。

フレッシュということでは、先日上野駅コンコースの催事で衝動買いしたギリシャのオリーブオイルがあった。もちろんこれも必須。あとは・・・瓶詰めのブラックオリーブがあったので添えてみよう。

というわけで、フレッシュづくしの苺カプレーゼに挑戦してみた。結論を急げば、相性はバッチリだった。

盛り合わせただけなので、料理と呼ぶのは大袈裟すぎる。だけど、記録に残しておきたいのでレシピ形式で書いておくことにした。

材料(数人分)
 モッツァレッラ:白糠酪恵舎1袋(148グラム)
 苺(とちおとめ):半パック
 ブラックオリーブ(瓶詰め):適量
 エクストラヴァージン・オリーブオイル:大さじ2
 ブラックペッパー:少々

一応レシピなので材料を書いておいたけど、これは完全に好み。バジルなんかを添えても良いし、ほかのベリー系のフルーツを添えても良いかもしれない。

苺を半パックしかつかわなかったのは、もともと次男のために買ったものだから。のこり半分はそのまま食べるためにとっておいた。本心は1パック丸ごと使いたかった。ほかのフルーツなどがなければ、もっと苺を増やせば良いと思う。

手順は・・・切って盛り合わせるだけなので、わざわざ書くまでもないか。今回は、小さめの苺だったので半分に、ブラックオリーブも半分に。そしてモッツァレッラは賽の目にカットした。

深めのお皿に盛って、オリーブオイルをまわしがけ。仕上げにブラックペッパーを擦る。材料すべてが新鮮なので、それぞれがもつ香りも食欲をそそる。苺の甘さが意外とアクセントになっている。甘いものとオリーブオイルって、正直微妙かな・・・と懸念したけれど、フレッシュなものどうしなら問題がない。

とくにこのオリーブオイルは手摘みのものを加熱しないでつくったコールドプレス製法。低いほど高鮮度(高品質)とされる酸度は0.3。酸度が絶対の指標かどうかはよくわからないけど、目安にはなる。このオイルは、味も香りも納得の新鮮さだ。

苺が大好物の次男坊は、もちろん苺を真っ先に食べたのだけど、モッツァレッラも気に入ったようだ。

「これなに?えっ、チーズなの?」

この反応は、まぁ想定内。モッツァレッラはもちろんチーズのひとつなのだけど、ほかのチーズと同列にしてしまって良いものかどうか、いつも悩む。だから、変なこだわりができてしまって、わたしはモッツァレッラはモッツァレッラ・チーズとは呼ばないことにしている。

脱線した。
「うん、チーズのなかまだけど、特別に新鮮なチーズだよ」

そう、オリーブオイルと同様にこのモッツァレッラも高鮮度。しっかりミルクの味がする。もちろん苺も新鮮。鮮度が売りの市場で買ったのだから。

全部の食材をこんなに高鮮度のもので揃えるのはコスト的に厳しい。しかし、だからこそたまに奮発して揃えると効果がありそうな気がする。これで大型連休まで乗り切れるかな。

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