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ホットペッパーは本当に悪なのか?正義なのか。美容師の僕が勝手に考えてみた。


こんにちは。





つい先週あげたYouTubeの新作動画の

"黒染めは本当にブリーチしないと明るくならないのか?"


をアップして「これは今までで1番上手く作れた!バズること間違いなし!」と期待していたのにも関わらず、再生回数が全く伸びなくて世の中そんな甘くないな〜と痛感された美容師の槙山ユースケです。



気を取り直してまた今回のテーマ


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ホットペッパーは美容師にとって敵なのか?味方なのか?


ということを僕なりに題名通り好き勝手に語っていきたいと思います。





ざっくりではありましたが上記の記事にも触れていたように


ホットペッパービューティーとは全国各地の美容室が登録しているポータルサイトであり美容室を探すお客様がより見つけやすい環境と


よりお客様に来て欲しい美容室が出す広告の役割もあるツールになってます。


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ただ近年ヘアサロンにとってその広告にかける費用がかなり莫大になってきていて


こんなんじゃいくら売り上げてもホットペッパーに吸収されちゃうよ〜。


なんて困った方の声も聞いたり、また実際に僕のサロンでも活用しているのでよりリアルに肌で感じたりするんです。


ただここまで聞くと「じゃあホットペッパーって最悪じゃん?」


なんてことになってしまうわけなんですが


このホットペッパービューティはやり方によってはめちゃくちゃ最高の味方にもなってくれるツールなんですよね。


そのポイントをざっくり3つほどあげていくと


1.お店単位での新規集客がどのツールよりも圧倒的に優位
2.契約すると予約状況がすぐわかる無料のサロンボードがついてくる
3.自店を検索エンジンにかけたら上位に上がりやすくなるのでHPを作らなくてもいい

大きく分けるとこうなります。

ではここからが本題で順番に詳しく書いていきましょう。



まず、「お店単位での新規集客がどのツールよりも圧倒的に優位」についてなんですがココがやはり高い広告費を払っても頼らざるを得ない【費用対効果】の高いポイントでして


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やはりホットペッパーの凄いところとしてはそのポータルサイトNO.1を誇る利用者の多さ。です。


なので多数のスタッフがお店を盛り上げていく為にお客様を呼ぶ上で特に必要なのが一番魅力的だったりします。


中には

●掲載しているヘアスタイルの作品の優劣でお客様が爆発的に来たり

●ブログや口コミの良さでも伝われば指名に繋がったり



色々な要素が詰まってるのでアプローチの仕方は沢山あるんですね。


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もちろん前回の記事でもお伝えしたように「ホットペッパーに頼らなくても既に顧客を掴んでいて、個人でも集客出来れば」別に頼らなくてもいいものではあるんですが



よほどの顧客を既に持つベテラン美容師、すぐに予約が埋まるカリスマ美容師、インフルエンサーレベルまで行かないと特にデビューしたての若手スタイリストや顧客を掴めていない中堅を抱えている場合には中々厳しいのが現状ですし課題だと思います。


そして2つ目の24時間予約可能+予約状況がすぐ分かる無料のサロンボードがついてくる。


ここが僕の中では凄く助かるように感じています。


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例えば、数年前はどの美容室も基本的に電話受付なので「予約の電話がくれば紙に書く」予約表のシステムでした。


サロンが営業していないと予約を取りたくても取れないし、自分の予約状況もすぐ把握出来なかったんですが


ホットペッパーのサロンボードがあればいつ何時でも、お店が営業終了していようが深夜だろうがスマホやパソコンから確認出来て


ホットペッパー経由でのお客様+自分の連絡先から来るお客様の予約状況や受け入れやすさが整っているんですね。


また電話予約の数が減る分、営業中にお客様を間でお待たせする時間が多少なりとも少なくなるのでより効率化に繋がってくれたりします。


ただこのサービスは今では他社が似たり寄ったりする予約システムを多数作っていますが中には有料のものもあるので


集客+効率化のセットでやっていきたい人には非常にオススメですね。


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最後となる3つ目はHPを作らなくても検索エンジンで上位にくる。


ここは何と言っても便利の一言。

HPを作るって今ではプログラミングの技術を持つ美容師さんもいらっしゃるでしょうがやはりページのセンスや作る上での効率を考えるとプロにお願いする人が多いとは思いますが


もちろんそこには費用が絶対的にかかります。

また集客での効果としてもGoogleやYahoo!を使ってお客様が検索した際に最初は上位にサイトが上がりづらかったりもするんですが


ホットペッパーを使えばすぐに検索で上がってきます。


なので自店を調べたときにHPと違い予約への導入をしやすいホットペッパーの方がお客様から見たら行きやすいってことなんですよね


しかも上記で記したように活用すれば広告の役割もありつつ、予約システムの優秀さも揃ってるっていう優れもの。


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ただ嬉しい反面、弱点もありホットペッパーはいわば色々な美容室が登録しているサイトなので「他の美容室にも行きやすい」ということ。


なので「顧客離れ、失客、クーポン目当ての一回限りの来店」は確率的に高くなりやすいです。


その点でいけばHPを見てから予約してくれる方は「お店のクーポン」目当てよりも「お店の雰囲気、世界観」


を気に入って下さる確率は高いので一度来店して気に入ってくだされば離れる可能性はかなり少なくなりやすいので


ベストなのはホットペッパーもやりつつもHPでの予約に繋げていけるシステムが構築出来て徐々に移行出来るようになれば良いんじゃない?って思います。



なのでどれも費用対効果の成果はあるかもしれませんがあくまで広告としての需要は高いんですが



ホットペッパーだけ。ホットペッパーの為に。どうやったらホットペッパーで集客出来るか?




などの方向で依存してしまうと自転車操業のように毎月安くはない広告費を払いは集客、払って集客のトントン状態が続いて年々運営においては厳しくなりそう。というのが見解としてあります。



なんて今回はザックリと3つに分けてホットペッパーの良し悪しを書いてみましたがいかがでしょうか??


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個人的には顧客との関係が無いスタイリストを多く抱えているお店はやった方が無難ですし、逆に数は多くても少なくてもしっかりお客様との絆を深めていて特にお金を払い、広告を出して、集客する必要がない方、お店は別に要らないんじゃないか??って思います。


1つだけ絶対的に言えることは



ホットペッパーは結局使う側の、使い方次第でありそれによって悪にもなるし正義にもなる。




っていうことに終着しちゃいますね。


そのことを踏まえてどのポータルサイト、ツールを使うか否か、など安易に費用が高いからと言って頑なに使わない理由も少ないのでこればっかりは自分やお店の現状とどうなりたいか?という未来の設計が大切です。



言いたい放題言ってますがこんな僕も数年前まではホットペッパー依存系美容師。でしたが今は色々な方向で自分に合うものを使うアクションを変えてます。


是非ホットペッパーを使うか悩んでる方、どういうものか分からない方の参考になればと書かせて頂きました。


これからもコレってどうなの?って疑問などあればその都度記事をアップしていきたいと思いますのでどうか暖かく見守って頂けたらと。



以上でーす!






槙山ユースケinstagram


END









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