面白い記事とライブコマースのコンサルティング

今日もいくつか面白い記事があったので紹介。

米国でもライブコマース市場が熱くなっているという昨日の記事とは正反対で、Facebookが10月1日付けでライブショッピング機能を停止し、その他のEC大手プラットフォーマーもあまりうまくいっていないという話。
少しずつライブコマース市場は成長するのだろうが、大企業が大規模投資をして儲けていくというのは米国や日本では難しいのかもしれない。記事にあるように、お店自体がライブコマースを行ったり、集客のためのインフルエンサーの登用などがビジネスとしては儲けが出そうで、ITの大企業が行うビジネスではない気がしている。
先日の記事のように中国もライブコマースは大きな市場とは言え、安くしないと買わないという問題を抱えているし、成功の姿が見えにくい。
ECが拡大したときに見られたようなどこか少数のプラットフォーマーが総取りするような市場ではないと考えている。


ライブコマースにWeb3.0を絡める試みは面白そうだが、商品や投げ銭を暗号資産で行いたいという人の母数はそんなにいないのではと思っているが、実際のところはどうなのだろうか。


先日の博報堂の提携があったが、電通も協業したというニュース。こちらは企業へのコンサルティングの強化という文脈の協業で筋が良さそうに思える。テイラーアップの社長のライブコマースの本は先月買って読んでいたが、電通との協業はすごいなと思った。完成度は分からないが、自分達のプロダクトを持っていることが一つエッジになっている。


17Liveも上の記事と同様にコンサルティング機能を高めるソリューションを提供する。考え方は電通とテイラーアップの協業の話とほぼ同じ。ど競合という事になる。この市場はまだまだ競合が出てきてレッドオーシャン化していくと予想する。


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