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詩やことばについて

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詩や芸術についての思考のかけら。
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#読む

心紋に触れる

作風というか、文体というか。その人らしさというか。いつものその人というか。っぽさ、というか。口調というか、癖というか、風味というか。雰囲気というか、気配というか。色というか。

長期間フォローしている人の書いた詩やエッセイや日記などを読んでいると、なんかこう、やっぱりその人のだなと分かって、変わらないものがあるような気がしてくる。

書く方はどうしたってそうなってしまって、無意識でやめようにもでき

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読める、とは。

昨日は外交のような仕事で1日外に出ていて、少し疲れた。

それで、昨日の話で、とある紙に書かれたものを見る機会があったのだが、そのときにもう一生使うこともないだろうと思っていた知識(学生時代の専門に近いところの知識)を使うことになった。実際に使用する場面があるとは思わなかった。そうか、こういうときに使う知識かと、知った。

でもそれはやはりかなり限られた特殊な条件であって、それはまるで、変な形のペ

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