【メンタル第９回】リスクを取る、リスクが秘めている力

リスクという言葉に対してみなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

リスクにもいろいろありますよね。
失敗するリスク、怪我や病気になるリスク、投資や博打のリスク、進路や就職など人生の分岐点で考えるリスク、人付き合いのリスク etc…。

水泳指導者である僕は、常に水の中での運動という安全上のリスクを抱えながら指導をしています。
少し間違うと平気で死にます。

あ、僕のプロフィールはこちらです。

https://note.com/yusantrn/n/n8679192a84b8

人生はどうしたってリスクがつきものです。
むしろリスクがあるからメンタルも上がったり下がったりをします。

リスクを取ることはメンタルを強くしてくれます。
リスクから逃げすぎると自分の力で人生の舵を取れなくなります。
リスクは僕たちにたくさんの学びをくれます。

でも、リスクがかかる場面で不安や弱さが出るのが人間です。
その不快さから逃げるために最初からリスクを取らない、回避しすぎる行動に出るのも人間です。

ふと疑問が生まれます。

リスクをすごい取れる人とそうでない人がいます。
ガンガン博打を打てたり、成功確率の低い道に進めたり。
これは生まれ持ったものなのでしょうか？？？

これも技術だと思います。
（１回目からメンタルは技術だとしつこい 笑）
特にリスクに対する認識を変えることからくるものだと思います。

とはいえリスクには、極力ゼロにすべきものがあります。
そこの線引きは大変重要です。

今日はそんなリスクとの付き合い方をお伝えします。
メンタルが主軸ですが、子どもたちの育成、自分の人生そのものにも大きく関わる内容です。

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スポーツ現場で僕たち指導者が避けたいリスク

リスクの話をすると誤解する人が絶対にいます。
それが無いようにしたい。

例えばですが、水泳指導において

「プールサイドを走るな！！」

ツルツルのプールサイドでこけて頭を打ったら、最悪即死だからですよね。

確かにこけて怪我をするからこそ、走ってはいけない場所と大丈夫な場所を経験していくのが人間かもしれません。
でも、これは事前に注意をしてリスク管理をしなければいけないリスクです。

つまり、よほどの時でない限り、人生が終了しかねないリスクはできるだけ回避していきたい。

リスクを取っていく

つまり、リスクという言葉に勘違いをせず、

取るべき（許容できる）リスク、回避すべきリスクをちゃんと分けていくことが必用になります。

「許容できるリスク」を言い換えると、リスクの余裕を残しておいて大丈夫なものになります。
これに関してはあえてリスクを取り払わずに、自分や選手に課していくことが成長に繋がったり人生を変えることにつながると思います。