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あす(日)も続く大雪 通行止めの道路も 

どうも、たなかです。


こちら、きょう(土)15時の天気図です。

典型的な“西高東低”の強い冬型の気圧配置です。

そのため、日本海には

これでもかというくらい雪雲が発生しており

次々と日本海側に向かって

流れ込んでいることがよくわかります。


また、若狭湾から入ってきた雪雲は

標高の低いところをすり抜けていって

岐阜や愛知にもしっかりと流れ込んでいます。


しかも、

若狭湾辺りに入ってきた雪雲というのは

発達したものが多く

北陸や東海、滋賀に大雪をもたらしています。


そのため、

雪の降り方が強まり、積雪が急増しています。

特に赤塗りされた場所は

大雪警報」が発表されている場所で

一層、大雪に警戒をしなければなりません。


ちなみに

米原の積雪が現在“53センチ”となっており

6時間と12時間に降った雪の量は

観測史上最大を更新しました。

3時間はタイ記録ですね。


それだけドカドカと雪が降ってるので、

米原市を走る国道21号線は

通行止め」になっています。


車の事故も発生しているとのことで

油断ならぬ状況となっています。


そしてあす(日)も、

強い冬型の気圧配置のままで

さらにその上空には

強い寒気がしっかりと流れ込んできます。

-12℃は大雪の目安となるラインです。

それが日本海側を覆っているし、

日本海側で唯一の大雪ラインにかかっていない

若狭湾付近(滋賀北部や福井の北)には

活発な雪雲ができやすい「JPCZ」が

その辺りにできる予想です。


では、具体的な雪と雨の予想をみると

朝から北陸三県と新潟の下越付近では

ピンクの大雪マークが予想されています。


日中になっても

JPCZは若狭湾付近に停滞し続けるため

北陸や岐阜、滋賀北部、愛知県に

断続的に雪雲が流れ込んでいきそうです。


夜から夜遅くにかけて

やっとJPCZは不明瞭になってきそうですが、

最後のもうひと粘りで

日付が変わる頃になっても

雪は止まない見込みです。


こう見ると、“雪のピーク”は

あす(日)の日中になりそうですね。


ただそのピークの間に降る雪の量が

多い所でこのような数字になっています。

また、場合によっては

さらに1mくらいの積雪することも考えられ

除雪困難な雪の量となるおそれもあります。


北陸、東海、近畿北部、長野県を中心に

この後も、雪が強まる予想のため

大雪に伴う積雪の急増や交通障害に

警戒するようにしてください。

また、あす(日)も非常に寒いです😵🥶

きょう(土)は凍える寒さを味わいましたが、

そんな体感はあすも続きそうです。


各地、最大限の防寒対策をして

体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

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