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第2回:志田 岳弥さん(ヒダクマ 森林・地域交流プロデューサー)

配信場所:双六川のほとり(岐阜県・飛騨)

食したアフリカン:デーツ(リビア)

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志田岳弥さん
ヒダクマ 森林・地域交流プロデューサー 1991年東京生まれ。琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任。国家自然保護区管理事務局ピウラ事務所で、自然保護区周辺の学校や、市街地市民を対象にした環境教育に従事する。帰国後、EC専門紙記者を経て、再び南米に渡航。食糧生産とその流通に興味を持ち、チリ共和国にてサーモンの養殖産業を取材し、業界誌に寄稿。2020年3月に飛騨市へ移り住み、同年6月よりヒダクマに所属。

不思議な縁で約7年ぶりに再会。双六川(飛騨)でラジオ配信

JICAの同期で(奥:ベナン、志田:ペルー)。偶然再会する運びになり、志田くんのお気に入りの川でラジオ配信することに。双六川に近くにつれ、志田くんのテンションのはマックスに(笑)

たまたま大学の同級生が住んでいた飛騨古川に移住することにしようかな、と思った時に、別の友人のお父さんの家が古川の近くの神岡の近くに空き家があると聞いて、移住を決めたそう。今の職場も、かつてのJICAも流れてきたタイミングを受け入れるように決めてきた志田くん。JICA時代のエピソード話も。

幸せとは不幸せとは?

奥:何をもって先進国で、何を持って途上国だ?って。ペルーも旅に行った時、幸せそうに見えたけど。
志田:幸せそうだったんだけど、幸せそうじゃない人も、日本より目に見えていたりする中で、僕がいいなと思ったのは、個人の幸せを追求しているから、家族が幸せで、家族の幸せだと地域の幸せで、そういう連鎖で幸せそうに見えて。目に見えて幸せそうじゃない人も家族がいるからなんとかなる人がいて…。
志田:子どもの誕生日だから平気で休んだりとか。自分もそうするから、みんな許し合っていて。いいなと思って。許し合って社会が成り立っているって素晴らしいなって。
奥:アフリカもそうだったわ。

日本社会は、ちょっとした失敗で袋叩きにする風潮がある。アフリカやペルーの経験、志田くんの今の飛騨での暮らしの話も伺いつつ、地域社会やコミュニティ、幸せってなんだろうねって話題で盛り上がりました。


食と自分の関係性

志田くんがかつてチリで取材していた養殖サーモンのこと、今の飛騨での暮らしから、食の自分の関係性の話になりました。

志田:僕の考える「浮世離れ」って、世界から離れて浮いちゃっている状態っていうと、自分がどういう人と繋がって自分があるのかわからない人のことだと思う。だから東京にいる頃とか、僕めっちゃ浮いていたと思う。

ベナンはコンクリートで道が舗装されたことで、生の魚が輸送されて入ってくるようになりました。物流にモノだけなく、異なる価値観自体が流入します。


全貌は音声でお楽しみください!


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