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生活感が嫌いなわたし|わたしとミニマリズム

物心ついたときから、『生活感』というものが嫌いでした。
でも、そのことに気づいたのは高校生のころです。


我が家は生活感の塊のような空間で、出しっぱなしの道具や書類が散乱していて、面という面には物が置かれているという、よく言えば実家らしさのある、悪く言えば雑多で余白のない場所でした。

そのことにもやもやとした気持ちはあれど、自分の権限の及ばない範囲だと諦めていました。

それが、高校生の時に自分の部屋を与えられ、部屋について考えるようになって、ミニマリズムという考え方に出会います。


ミニマリズムとは、『自分が心地よく暮らすために自分の必要最低限のモノやコトで生活しましょうね』、という考え方のことです。

多くの物に囲まれて育ってきたわたしには、それが衝撃的でした。と同時に、わたしの目指すべきところはここだと思いました。


もう一度言いますが、ミニマリズムとは、『自分が心地よく暮らすために自分の必要最低限のモノやコトで生活しましょうね』、という考え方のことです。
物を減らすこと自体が目的ではありません。

そこで、わたしは面倒くさがりで物が多いと部屋の掃除をサボりがちなので、『掃除のしやすい生活感のない部屋』を目指して物の整理を始めました。


まずは掃除のしやすさを追求しかつ生活感をなくすため、表に出ているものの数を減らして、ほとんどがクローゼットに収まるようにしました。

次にどうしても生活感が出てしまうベッドを思い切って撤去し、ハンモックに変えました。ハンモックにしてから、ベッドのときよりも生活感が死んで気に入っています。

仕上げに、壁面収納をやめました。面があるとどうしても掃除箇所が増えてしまうからです。壁面収納は、ごちゃごちゃとした生活感を出す役割も担っています。


そうして出来上がったわたしの最低限の生活がこちらです。

どうでしょうか、自分では生活感はだいぶないんじゃないかなと思っています。

ただ、物を減らしすぎると今度は独房感が出てしまいます。
わたしはそこは目指していないので、適度にぬいぐるみを飾ったり植物を置いてみたりしています。


わたしの部屋はこんな感じですが、家族は家族で未だごちゃごちゃした雑多な空間で過ごしています。

かと言ってミニマリズムの考えを持たない人にそれを強要するのは間違っているとわたしは思っているし、「最低限」は人それぞれだと思っています。

だから、わたしもリビングにいるときは「物が多いなあ」と思いつつも不満は漏らさないように我慢して過ごしています。(たまに漏れちゃうけど。😂)


人は1日に選択できる回数が限られていると言われています。
ミニマリズムは、その回数をできるだけ大事なことに使うための考え方だと、わたしは思います。

だから、残りの選択できる回数を無駄にしないように服の数を減らして選ぶ回数を減らし、物を少なくしてどれを持っていくか考える回数を減らすのです。


ミニマリズムの考え方を取り入れてから、余計なことで悩む必要がなくなり、他のことにより意識がいくようになったと感じます。

また、掃除のしやすさが上がり掃除へのハードルが下がったことで、思い立ったらすぐに掃除することができるようになりました。


これからもわたしは、この考え方と共に生きていくと思います。

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