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2021秋のお茶【無花果びより】4.材料紹介編:豆入り番茶&枇杷の葉

前回は「無花果&無花果の葉」のご紹介でした!
今回は、「豆入り番茶」と「枇杷の葉」のご紹介です。

豆入り番茶は福井県で広く飲まれ、昔から「日常のお茶」として愛されてきたそうです。
お茶メンには福井県出身メンバーが居ないのですが、どうやって豆入り番茶の存在を知ったのかというと、
お茶メン誕生のきっかけとなった「タクヤ先生の中医学オンラインサロン」にて、サロンメンバーで福井県在住の「わかばさん」に教えていただいたのです♪

炒った大豆が入っている香ばしい番茶です。
福井県内のスーパーどこにでも売っています。

とのことで、「そういうのもあるのか🤔」とネット購入して早速頂いてみたところ、香ばしくて癖がなく、とってもおいしいお茶でした🍵💕
豆入り番茶は緑茶と大豆を合わせて煎って淹れるお茶です。
使用している茶葉は刈り取り時期の遅い番茶を使用しており、後味さっぱりでカフェインが少ないことが特徴☝️
その茶葉にアミノ酸が豊富な大豆を組み合わせることで旨味が加わります☺️
飲んでみると、やさしい香ばしさの中にほのかに甘みを感じるのです。

サロンメンバーさんに教えていただいたおいしいお茶を、お茶メンならではのブレンドに活かしたい、という想いと
応援してくださる全国の皆さんに福井県のお茶を楽しんでいただきたい、という想いのもと、豆入り番茶の仲間入りが決定したのです♪

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続いて「枇杷の葉」のご紹介です。
生薬で使う場合は「枇杷葉(びわよう)」と呼ばれます。
みなさんお馴染みの枇杷。中国原産のバラ科ビワ属の広葉常緑高木植物で、秋〜冬にかけて白い花を咲かせます。実は甘酸っぱくて美味しいですよね💕
葉の形が楽器の琵琶に似ていることから、その名がつけられたと言われています。

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ちなみに、楽器の琵琶の起源はペルシャ。
中央アジアの遊牧民が、ゲルや馬上でひきならしたもので、ビィンと撥ね、パアンとかきならすのでピパ。比巴の文字をあて、胴が木製なので木へんをつけて「枇杷」と書き、のちに琴の一種だとして「琴」の字を上につけて「琵琶」と書くようになったとか。豆知識♪☝️

さて、枇杷は、中国では6世紀ごろから生薬として使われており、日本には江戸時代ごろに伝わったとされています。
枇杷の葉はお茶としても楽しむことができ、古くから様々な薬効があると伝えられてきました🍵咳を鎮めたり、痰を除いたり、消化をよくするために用いられてきたようです。
古い仏教経典「涅槃経(ねはんきょう)」では「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」という立派な名前で紹介されているようです!📖✏️
民間では枇杷の葉を煎じた汁をかゆみや虫刺されに湿布したり、浴用料、モグサのようにお灸に用いるなど、多種多様に使われ愛されてきました。

枇杷の葉そのものの香りは甘酸っぱくて、まさに「枇杷」という感じ。
湯を注ぐと、癖がなく飲みやすいお茶になります🍵
薬膳では、のどや鼻、肺を潤したいときによく使われます。
カサカサ、イガイガが気になる季節にピッタリ!の枇杷の葉で秋の養生もできたら、という想いでブレンドに組み込みました🍁💕

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豆入り番茶も枇杷の葉も量を調整しながら、ブレンダ―のおりやんを中心に全員でテイスティングを繰り返し、最終の配合量を決定🍀
無花果の香りを活かしながら、ブレンドの味をまとめる立役者となってくれました🍵💕

今回は「豆入り番茶」「枇杷の葉」のご紹介でした。
次回は「カレンデュラ」です💐お楽しみに!

2021年秋のお茶【無花果びより】についてのこれまでの記事はこちら!
1.スタート編
2.
コンセプト&商品タイトル編
3.
材料紹介編:無花果の実&無花果の葉
自然栽培の無花果&無花果葉を使った秋のお茶「無花果びより」は、10/8の発売分、10/13の再販分ともに完売いたしました。応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!
これからも、ココロとカラダにやさしいお茶を企画、販売してまいります。(現在、冬のお茶を企画中です♪)
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