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2024年7月1日 編み物作家をお休みします

こんにちは、はるです。

私のことをご存知の方は、何事?と思ったかもしれません。
大抵の人は、知らんがな、と思ったかもしれません(笑)

5月末に健忘症状が出て、家族以外の交友関係をほぼ忘れてしまいました。
(病気については下記の記事をご参照ください↓)

私は編み物作家をしていて、編むことが好きで、作家仲間がいて、応援してくれる人たちがいて。

記憶のない部分である高校時代の知り合いが急逝したとの知らせを受けたり、小学6年生で行ったはずの修学旅行のやり直しをしたり。

(これらも記事にしています。この記事の最後にリンクを貼っておきます。)

パニックを起こし、過呼吸を起こし、疲れて眠る。
その繰り返しでした。

慌ただしく6月を過ごしていました。
プツリと、何かが切れたように感じます。

私は、作家活動を無期限休止することにしました。

今回はこの決断に至った詳細を綴っていきます。

私はなんで生きてるの?

いきなり爆弾発言して、すみません(笑)

暗い気持ちで言っているわけではなくて。

生きている私は、記憶をなくしても生かされている私は、一体何のために生きているのか。

6月はそう思うことが増えたんです。
純粋な気持ちで、何も知らない子どもが大人に尋ねるように。

自分と向き合うことが増えたんです。


当然、明確な答えを持っているわけもなく(笑)

家族に恩返しするためかな?
助けてくれる人たちに感謝を返すためかな?
編み物で笑顔になる人を増やすためかな?
私の生き様を残すためかな?
大切な仲間たちを応援するためかな?
誰かの役に立つためかな?
病気を乗り越えて社会人として自立するためかな?

毎日自問自答する結論は違います。

そうしているうちに、私の心はひとりぼっちになっていきました。


私、ここに居ても居なくても変わらないじゃない、って。

作家仲間たちには怒られそうなことを考えてました。


周りにいる人たちが眩しい存在に

ぐるぐると考えているうちに、行動は鈍くなっていきました。

あれやろう、これやろう、試してみよう…

頭ではたくさん考えていて、行動の必要性も十分理解しているはずなのに。

私の目は、他人の成功や楽しそうな姿、懸命に努力している姿ばかり追っていて…


自分と周りを比べるようになりました。

嫌な奴ですよね(笑)

比べたってどうにもならないのに
そもそも比べられるものではないのに
他者にも悩みや辛さがあるはずなのに


自分は何もできない、なんて勝手に思い込んで。

眩しい周りを見たくなくて
逃げることも考えた

どこまでいっても自分勝手。


これ以上自分を嫌いになりたくなかった。
こんな醜い私を知られたくなかった。

もう、苦しむことから逃げたかったんです。


やーめた!

6月の間、何度もスタンドFMで、あーでもないこーでもないと、配信してきました。

その度に自分に暗示をかけて。

まだやれる
せっかくここまで頑張ったんだから
作品を待ってくれている人が居る
応援してくれる人が居る

ここで歩みを止めてはならない。


そう思っていたんですけど…


6月30日、明日から7月が始まると思ったとき。


もう、我慢するの、やーめた!


本当に突然、作家活動をお休みすることが頭に浮かんできたんです。

そこからの行動は早かった(笑)


インスタグラムのストーリーズで何投稿も思いの丈を書いて
フェイスブックでも作家活動無期限休止宣言をして
スタンドFMで作家活動お休みしますと音声配信して


さっきまで動けないと思っていたのはなんだったの?って笑っちゃうくらい、スムーズに発信していました(笑)


誰にも相談せず、知らせもせず、ただ事後報告になってしまったことは、私のことを案じてくれている作家仲間たちに恩を仇で返すようなこと。

きっと驚かせてしまいました。
心配にも不安にもさせてしまいました。

日々夢に向かって生き生きと努力している人たちです。
合わせる顔がない。


作家活動をお休みしたら、彼女たちとは離れてしまうのかもしれない。
でもそれは、自業自得、仕方ないこと。


休む決断は私の心を、記憶を守るために必要なことだから、曲げることはしません。

ただ、心の引っ掛かりがあるとするなら…


私の背中を押して、見守ってくれていた仲間たちに、どう思われるのか。
嫌われたくない、なんて柄にもないことを思ってしまいました。


が!!!!


『待ってるよ』

いろいろな人たちからいただいたメッセージ。

心配のお声も
あたたかいお言葉も
励ましのお言葉も

はるという人間を肯定してくれました。


そのメッセージのどれもが、こう締めくくられていたんです。


安心して休んで
体と心が第一
ゆっくりでいい
ずっと待ってるからね


私は一体どうして、周りは敵だ信用できない、なんて思っていたのでしょうか(笑)


私の周りに集まってくれた人たちは、みんな心があたたかくて、優しくて、素敵な人たちばかりなのに。


もうパニックも過呼吸も起こしたくない
過眠にもなりたくない
苦しい気持ちでいたくない

これ以上、私の大事な記憶をなくしたくない。


全部自分のことしか考えていないのに。

『待ってるよ』なんて。


私より私のことを理解している人たちに見守られているんだなって、不謹慎ですけど、心が喜んでしまったことをどうか許してください。


おわりに

6月30日から7月1日にかけて起こったことをまとめました。

展開が急すぎて、もはや事後報告のレベルを超えてますね(笑)

作家活動無期限休止、なんて言いましたけど、普通に編み物はします。
私の癒しですから。

無期限なんて言いましたけど、2週間くらいで元気になるかもしれません。
(しらんけど)


まずは元気になること。

そうしたら、きっとまともに考えることができるようになる。

そうしたら、行動できる。


一つずつ、一つずつ。


私、はるは、しばらく編み物作家をお休みします。





追伸:

せっかくなので、お休み中なにしてるのか、書こうと思っています。
楽しみにお待ちくださいませ。


それではまた。

はる



参照記事はこちら↓

ちなみにスタンドFMはこちら


あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。