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京セラドームで見た11人は小さくて大きかった。


INI初のドーム公演から約1ヶ月。
今更ながらREADY TO POP! 京セラドーム公演について話していこうと思う。


RTPツアー初日有明アリーナでINI初のドーム公演がメンバーにもサプライズで発表された瞬間から約3ヶ月半。
とうとう京セラドームでの2daysが始まった。

今回、INIが初めて単独でドームに立つ感動を一緒に味わうことができる1日目とツアー自体の最終公演である2日目、なんとしてでも2日間入りたくて運よく両日チケットを確保することができた。

アリーナ公演からドーム公演までの間にアルバム「MATCH UP」が発売されたこともあって、アリーナ公演とはガラリと曲目、ステージ構成、演出が変わっていた。

ジャニーズアイドル以外ではあまり見られないバックステージ、なんだかドラえもんに出てきそうな飛行船型の可愛いトロッコ、ステージをスクーターで駆け回ったり、まさかの三輪車で外周を走り回ったり。

今までに見られなかった演出、ステージ構成は期待以上だった。
裏事情は知らないけど、ドームという規模が未知であるなかでたくさんのお客さんに楽しんでもらおうと考えているメンバーのアイデアが割と取り入れられているのではと強く感じた。

ただ、個人的な意見として一点だけ言いたい。
今回初めてK-POPアイドルでは定番のサプライズスローガンを実施したのだが、この文化が有名だからかJO1が先にやっていて予想がついていたからか感動!号泣!という感じにはならなかったのが惜しかった。
それはメンバーに対して物申したいのではなく、多分私がINIだったとしてもメンバーと同じような反応をしてしまうと思う(笑)
だから、私は何か1曲お客さん全員で合唱でもすれば本当の意味でのサプライズになったのではないかと考えている。(運営さんぜひ参考にしてください)
でも、それ以外は大満足のライブだった、本当に期待以上だった。

私が今回印象的だったのは最後のメンバー挨拶である。

というのも私は京セラドームに来るまでこう考えていた。
最後の挨拶では、ドーム公演という夢が叶ったことで達成感、ゴール感を全面に出してみんな感極まるのではないかと。

実際には、「こんな大きい舞台に立たせてくれてありがとう」といったようなMINIへの感謝を述べてくれるだけでなく、みんなが口々に話したのは「もっと大きい場所に」「ここからがスタート」。

もちろんドーム公演は夢の一つであるけれども、それ以上に「俺らはまだまだいけるぞ!」という強い意志が全メンバー共通認識であることが伝わって本当に嬉しかった。
中には、「今の自分たちにはドーム公演は早すぎるんじゃないか」といった正直な気持ちを話してくれたメンバーもいた。

そうやって、夢が一つ一つ達成されていくごとにそれに満足するのではなく驕り高ぶらず、常に自分たちを客観的に見て謙虚に目標に向かって全員で高め合っていく

INIはまさにそんな素敵なグループであることを改めて実感した。
同時に、やっぱりINIこの11人が好きであり、MINIで良かったと思わせてくれて、これからも応援していこうとより強く思った。

2021年オーディション番組で出会い、ずっと見てきたINIがいつの間にか京セラドームという大きな舞台に立っている。
2日間ともFC最速先行だったにも関わらずスタンドで私の席からはとても小さく見えたが、ドーム公演ができるくらい大きくなった彼らを目の当たりにして感動した。
アリーナ公演でセトリ落ちしてしまった彼らの原点の曲レミフラをドームで聴くことができて非常に感慨深かった。





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