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【就活体験記】19卒ゆるキャリOLの役に立たない就活


タイトル通り、
役に立たないと言われるわたしの就活の
意味不明エピソードを垂れ流す回です。

ダラダラ書いてたら5,000字超えちゃいました信じられません。

・基本的な就活情報

19卒の就活生はコロナもなく
売り手市場で就活生にはありがたい時代でした。

ESだしてエントリーが18社くらい
ES通ったのが15社 
グルディス、面接、面談、説明会等なんやかんやあり、最終面接おいでと言われたのが8社
内定もらったのが5社(3社は最終面接を辞退)

ちょっとしかエントリーしてないと言われるんですが一社一社を結構丁寧に扱ってました。

後これとは別でオファーボックスも使ってて、空いた時間とか暇な時間にオファーをもらった会社にお話聞きに行ったり軽い面談してもらったりしてました。

ES書くのも面接も好きだったので
就活楽しかったです。

去年は就活を解禁の3月を過ぎても手をつけてないやばい妹のESを代行して書き上げる仕事してました。

後息抜きもうまかったと思います、
東京に面接しにくるたびに観光もしくはディズニーに行ったりしてました。笑

2泊3日で面接→ディズニー→面接みたいな。笑
で、暇な時間は東京で空いてる説明会はしごして、会場近くでスイーツ食べて、みたいな。笑
(浅草寄って、アサ◯空いてるやん、いっとこ、みたいな笑)

もうこの時点で一般的な就活生とはだいぶ異なると言われてしまうので、わたしの頓珍漢エピソード解放していきます。


①趣味は料理事件

某食品メーカーでの最終面接、趣味に食品会社だしな〜と適当に料理と記載したところ役員面接にて詰められるという事件。

面接の終盤、最近作った料理を聞かれ、そういえば小籠包を食べたすぎて自分で作ってみた話をしたらなぜか深掘り。

まずそこ、掘られると思ってなかった。
この会社は文系の採用が毎年3人いるかいないかくらいだったし、就活は面接官から趣味の話し出したら落ちる、とか時間稼ぎ、とか噂があるので終わったと思った。

役員: え、小籠包作ったの?工夫したところ教えて!

わたし: 心の声(工夫?!!ただレシピ通りにやったんだが?!!!)

と、思いつつ機転を効かせたわたしの口から出た咄嗟の回答は

わたし : 小籠包の個人的な魅力ってスープがたっぷり出てくるところだと思うんですよね。だからもうレシピを無視してこれでもかってくらいゼラチン(スープのもと)を詰めたんです(にこにこ)
で、使ったのは◯◯です!!(御社の製品だよ★)

役員: 食べるのも作るのも好きなんだね〜うちの会社グルメな人が多いんだよ〜★食べるのが好きなんだ、え、関西からわざわざ来たんだ、◯◯のあれは美味しいよ!食べて帰るといいよ!!


この後役員面接同席してた人事に笑われつつ帰りました。

→ちな入社★

②御社のお菓子美味しすぎて並んでないのマジ勿体無いからわたしなら絶対陳列の幅あたいが取ってみせる宣言

食品メーカーいくつか受けてるんですが、
わたしの企業研究はいろんなコンビニとスーパーの棚を見てどの会社がどれくらい棚を占めてるか見ることでした。
企業研究と書きましたがシンプルな趣味でした。
今でも各店の棚見るの好きです。

この会社は当社は第一希望でした。
三次面接までは穏やかに進んでいたのに
最終面接で(三次面接と面接官はおなじ)
急に面接官が豹変。

面接官: 就活のセオリー的なのはもういいから本音で話してくれる?

わたし: (えっ?!!!いきなり?!!やべえいっていいのかな?言うか。言ってしまうか。いちかばちか!!!賭ケグルい!!!)

大好きなお菓子メーカーだったんですが
この会社地域によってかなり占めてる棚の幅が違うと言うことがあって、当時住んでた地域では自分の好きな商品買えなかったんです。
だからこんな風に答えました。

わたし実は好きな商品が△△なんですよ。これが非常に好きで実家に帰ったらたくさん買ってストックするんですよ。何でストックするかって言ったら美味しいのに、ここらの地域は実家のエリアに比べて全然置かれてないので悔しい(もはや社員の気分)、わたしならもっと棚広げたい、自分も買いたいので(笑)なんて怖い空気を壊すためのジョークも交えつつ、わたしが営業なら絶対売上伸ばします!!!

とか、現在の不満となぜかわたしならできるぜ!という根拠のない自信を含め、後から思うとめちゃくちゃ偉そうなことを述べたのでした。

→結果内定をもらえたが①の会社と死ぬほど迷って落選

③終われハラスメント「ここと、こことここ落ちたら就活全部やめてうち来てください」

ここは某駅に広告出しまくってる商社なのですが4月とかに1番に内定をくれた会社でした。

オファーボックスからのオファーを受けて受けた会社で実は全然取り扱い商品に興味がなくけど受けるからにはちゃんとやろうとのことで受けてみたらトントン拍子で進んだ。

が、4月に内定をもらってから今の入社する会社に内定をもらうまでの1ヶ月ちょっとの間、しょっちゅうかかってくる電話に苦しめられることになる。後座談会に死ぬほど呼んでくる。

さっさと内定をもらってこれで就活浪人はないな〜と思ってた矢先のことで、

人事: うちじゃダメなんですか?早く入社するか決めてください。まだきめられないんですか?食品が第一志望なんですよね、食品メーカー落ちたら絶対うちに来てください。

こんな電話が最初は週一、そのうち二日に一回とかかかってくる。

しかもなんか上手く伝えられないんだけど、まるで食品は人気だしどうせ落ちるよみたいな言い方だった。

逆にこれがわたしを燃えさせる。
結果その時点で残ってた3つ食品メーカー全部内定もらった。一個内定が出た時点で速攻人事に連絡した。もういいです。すいません、と。

死ぬほど詰められたらどうしようと怖々電話したが当初から食品が一番だと伝えていたので納得してくれた。

けどいまだにこの会社がある駅に行くと冷や汗が流れる。まじ怖かったんだ、終われハラスメントにご注意。 

一個言えるのはマイナビリクナビしか使ってない人はオファーしてくれる系使って面接の練習にするのいいと思うよ。


④わたしの珍名字と本社の所在地名(珍)が一致!自分のこと全然話さない面接の巻

以前別記事で書いたとおりわたしの名字は変わっているのですが、実はそのルーツのある地域がこの会社の所在地だったんですね。

これは知ってたんですが、
これに毎回面接官が大喜びする事件がありました。

え、名字が××ってことは地元が本社のあるところなんだよね?え!珍しいね!
××さんが××で働くって縁だよね!
××はいいところだよねえ〜わたしも本社にいくときはあれをたべるんだよ〜(面接会場は大阪)
実家に帰ったらいつもどこいくの?おすすめのお店ある?

一次面接、二次面接両方で面接官が名字に興奮して私の話ではなく勝手に面接官がお喋りしちゃう事件。笑

この会社は大きく2つの系統に分かれている会社で両社受けたので実はこのやりとりを4回しました。笑

地元ルーツの大きな会社でどちらも最終面接に呼んではもらったのですが食品業界が優先度高かったのでお断りしました。(シンプルに東京大阪の行き来が面倒だったのもある)

けど、会社の雰囲気はすごくよかったです。
(めちゃめちゃ採用に力入れてたし若手の雰囲気もすごくよかった!)

そして、結果妹がこの会社のグループ会社に入ることになりました。縁だね。やっぱ名字にツッコまれたらしい。


⑤某音楽企画会社の全面ガラス張り会場 

あの青山のビル、グループディスカッションで行ったんですけどまーーじで見晴らしがいい。
東京スカイツリーと東京タワーがどっちも見える。それだけ。すごい人だらけで縁はなかったです。


⑥バイト先のグループディスカッション、隣にたまたまバイトの同僚いる

隣のテーブルにいた
会場は慣れた会場だったので死ぬほどリラックスして受けたのに落ちたわろた(同僚も落ちた)

⑦バイト先のライバル会社のグループディスカッショ、また同僚いる


またおる(1回目)

⑧某会社の説明会でバイトの同期に遭遇!また今度ゆっくりご飯行こうね〜って言ったら次の会場で面接前後だった件


②の会社です。
ばいばいまたね!の後実は同じ会場に向かってたことが発覚。

またおるやん(2回目)
ここで何が問題だったかと言うと
2人のガクチカが似てたこと。笑

しかもわたしが後だった。
面接官: なんか某テーマパークでバイトしてMVP取ったって言う人めっちゃ多いんだよね、君もMVP?(被った同僚以外にもかなりいたよう)

と先手を打たれると言う事件。(嫌味?)

わたし: (笑) すいません、わたし残念ながらMVP取れませんでした。取れると思ってたんですけど。(自虐) 

MVPを取ってないのに取ったという同僚たちがいるのは想定済みだった。特に関西で面接がある場合はバイトの話は気をつけなきゃなとそもそも想定済みだった。(ほんとに取ってる人もいるが大概みんなMVP取ったっていう嘘ついてるの知ってた)

そんな経緯もありMVPの話はわざと入れないようにしていた。(そもそも取ってないので)

けどわたしにはバイトガクチカ内に伝家の宝刀があったので大概それで乗り越えた。

そのかわりやったことがあるんです。
パークで20人しかできないトレーナーをオーディションで勝ち取ってやってたんです!!みたいなことを言ってました(ほんとのエピソードだヨ)
これ、かぶるわけないんです。ごめんね同僚たちあたいはただじゃ倒させないワヨ

自虐で笑いをとりいれつつ、
面接官のいじわる質問を跳ね除け
宝刀を無事に鞘に収めたのでした。


⑨面接でテーマパークお姉さんのモノマネを1対1でさせられる。

これ①の会社ですね、つまり弊社。
のちに相手がめちゃくちゃ偉い人だったことに気づくことになるが、テーマパークで働いてるんだ!その雰囲気でちょっと話してみてよ!と言われここまで来たらやるしかない。

面接会場はホテルの会場を借りた厳かな感じだったがわたしはバカデカボイスで一回したはずの自己紹介をもう一度することになる。  

「こんにちは!わたしは◯◯です!今日はですね!御社にわたしのおすすめポイント!を発表しに来ましたァ!!!!!よろしくお願いしまあああす!」

嘘のようなほんとの話である。しかも1対1なのである。

これやりきった後、君いいね!面白いね!次にゴリ押ししとくよ!!!と言ってくれたので後悔はなかった。

この面接でかなりふるい落とされるはずだったのでまじあの時わたしの個性を引き出してくれた面接官の方には感謝なのです。ありがとうございますほんとに。



番外編

・わたしを落とした人事にグループ会社全体新入社員研修で遭遇する(同じグループ会社でした)

・結構がんばって書いたESが通って嬉しかったのに、グルディス言ったらなんかES適当にだしたら通ったんだ〜って言ってた女の子東大だった事件、そりゃ通るんよ

・大学の就活講座に一度も行かず、大学から就活全くしてないと思われていた。ゼミの先生に学生課から連絡がいったり、わたしの携帯に電話がかかってきたりしてた。

・就活中にディズニー3回行った(せっかく交通費だしてもらえたし、、、)

・ベンチャー企業の担当人事の娘さんが将来有望な芸能人になってた

・逆質問は基本的に、若手の方だったら入社の決め手と入社後のギャップ、ベテラン層には会社に長くいらっしゃると思うんですけど面接官の方々の思う会社の良さを教えて欲しいです、なんてことを聞いてたと思います。

会社の良いところを心からニコニコ話してくれる会社はなんとなく信頼できます。笑

まとめ

こうやって書き出してみると
わたし案外適応能力には自信があって
臨機応変に回答を出すのが得意だったようです。

面接の練習はしたことなかったですが
テーマパークで好感を持たれる振る舞いについて死ぬほど学んだのでこの辺もいつのまにか得意になってました。

ゼミで人事をやってたこともあって面接する側の立場もやったことがあって、こんな子は好感持てる、こんな子は持てないとか客観的に人を見る機会が多かったのも自分の経験になってたと思います。

よく勿体無いなーーと思ってたのはグループ面接でガチガチに用意してきたんであろうロボットのような話し方をしちゃう子たち。  
素敵な内容なのに人間味のない話し方をするせいで内容が入ってこないなんてことよくあった。

面接は会社で働いてる人の雰囲気にいかに近い人だと思わせるかみたいなところがあるかなと思います。

新たな風を吹かせたい、と言う採用の仕方もあると思いますが、フィードバックをくれた会社の話を聞いていると、うちの会社に合うかというところをかなりみてるなーと思いました。

優しい雰囲気の会社では穏やかに面接を受けて、その反面バリキャリ系の会社はちゃんと自分の考えを論理立てて説明することが求められることが多かったのでかきあげのお姉様たちにつられるように、ちょっと気の強そうなフリしてました(笑)

それと悔しいので、何言われても絶対ひるんだのを顔に出さないように笑顔をキープしてました。

あとはどの面接でも、面接官が笑えるポイントを作ることが毎回の面接の小さい目標でした(笑) 


最後に

これから就活を始める人たちは
わたしたちの状況とは違う
困難な状況ではあると思うんだけれど
是非病まずに楽しんでほしいなと思います。

自分を見つめ直したり
いろんな人とお話しする機会ってなかなかないし 
案外おもしろいです。

新卒の切符は重いので使い方はよく考えよう。


これから就活するみなさんに良い道が見つかりますように!


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