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土用の丑の日。土用ってなんだろう



夏になるとスーパーに張り出される「うなぎ」の文字。夏を感じますね😆
何でも夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が根付いたのは江戸時代のことだそうで。
暑くてバテがちなこの季節は「う」のつくもの(うなぎ、梅干しなど)を食べるといいと言われており、とある鰻屋さんもそれに便乗したことがきっかけで定着したと言われています。



写真見るだけで食べたくなってきますね😂😂笑

そんな土用の丑の日が2日ある今年ですが、そもそも土用って何でしょう?


今日は土用について綴っていきます。



さて、土用の成り立ち。
これには五行思想というものが関わっています。


五行思想の誕生、それは古代中国に遡ります。
昔の人は世界、ないし宇宙は陰陽と木火土金水から成り立っていると考えていました。
これは物事全てに当てはめられており、そのため「一年」という時間の経過も5つに分けたんです。
それが春夏秋冬。春は木、夏は火、秋は金、冬は水と決めました。


ですが、ここで問題。

土がない🙄🙄

昔の人は考えました。





「春から夏の間って、涼しかったり、暑かったりではっきりしないよね」
「秋から冬も、涼しくはなるけど寒いまではいかないなぁ」


そうして禅問答を重ねた……かどうかはわからないけど、ある日のこと。



「そうか、このはっきりしない期間が土なんだ!」と、季節と季節の間に土があることに気づきました、
そしてこの期間を土用と言うようになりました。


土用期間はだいたい18日間、暦上、季節が変わる立春、立夏……などの前に存在しています。

その期間の間にある「丑の日」が「土用の丑の日」となり、今でも夏を感じる週間として根付いているのでした。






わたしもこれ、薬膳勉強始める前は全く知らなくて、初めて知ったときは目からウロコでした。

意識しないけど、当たり前のことが、中国からの影響を受けてるんだなぁ、と😌😌


ちなみに、うなぎ自体はもちろん栄養たっぷりなものですが、味が濃いので多少なりともお腹の負担になってしまいます。
疲れてるからうなぎ〜は逆効果になることがあるのでご注意。
まずはおかゆやスープでお腹を整えてから召し上がってくださいね☺️☺️



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