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夏とかき氷と私(旬の果物を薬膳的に分析してみる)

※お盆時期に書いた記事を公開しましたので、季節が微妙にずれてる可能性がございます。あしからず。


お盆まっただ中のとある日。


岐阜って本気であついんよ・・・

そして夏っぽいこと全くしていなかった。


わたしも冷たいものが食べたい!
夏っぽいことがしたい!
思い立ったが吉日、自分を甘やかす日として今年初めてのかき氷を食べてきました。


青空に映えるお店の旗


お店コンテナなんだけど、それも風物詩ですわ

わたしが毎年かき氷を食べるお店は福丸というお店。
屋台のシロップ系から手作りの旬の果物までさまざま。
売り切れると新しいフルーツ氷になるので。一期一会のつもりで毎回挑んでますw
今まで食べたことあるのは、いちご、桃、桃紅茶、ブルーベリー、マンゴー、パイン・・・
いかんせん種類が多い!ということでコンプリートまではまだまだですね🔥

今回はこんな感じのメニューでした。


ちなみにここ、天然物の薄皮たい焼きも年中売ってます。
今年から37度を超えたら焼かなくなってました、店主さんいつも大変そうだからな(苦笑)


さて、本題のかき氷の種類。今日はどんな感じかしら。。。

もも、梅、マンゴー、ブドウ、スイカ、いちじく!
どれも想像だけでおなか一杯になりそう。。。


って、だめだめ。いつもならおいしかった~で終わるとこだけど、
今回は国際薬膳師の勉強もかねて、果物をすっごくざっくりと薬膳で考えてみた。


梅・・・夏の水分不足対策に
梅干しやレモンを食べたときのことを想像してください。〇ッパムーチョのおばあちゃんみたいに唇がしぼんじゃいませんか?
酸味は引き締める作用があり、だらだらとかきすぎる汗をストップしてくれます。
夏の暑い時期、水分不足になりがちなのでおすすめ。

スイカ&マンゴー・・・余分な熱をとり体を冷やす
冷えるのは体によくないんじゃないの?そうとは限らんのだ。
気温があがると体の中の熱もどんどん上がっていってしまい、頭痛、めまい、失神といわゆる熱中症につながるので、適度に熱はとったほうが良いかと。
※体質とかにもよるのであくまでも参考でお願いします。

いちじく&もも・・・喉のいがいが、乾燥肌によい
夏の間は汗をかく。それゆえ体が乾燥しがちなんですが、さらに秋が近づくとそれがより顕著に現れてきます。
体を潤してくれるので、空咳、のどの痛み、肌の乾燥におすすめです。またいちじくはお通じにも効果があります。

ぶどう・・・疲れてばて気味な時に
ぶどうは気、血を補ってくれます。気、血は中医学における考え方で、生命エネルギー、栄養素ってイメージ。
夏は暑くて体力消耗がちなので、ぶどうもいいよね。

たい焼きも薬膳で考えてみた


小麦・・・不眠対策に
熱帯夜で寝付けない、夜中に目が覚めちゃうなんて経験誰にでもあるかと思いますが、小麦はこういった症状を落ち着かせてくれます(実際漢方薬にも使われます)
パスタやパンなどの小麦製品はあまり体に良くないイメージがあるけれど、全粒粉など物を選べば効果を得ることができます。

あずき・・・胃がちゃぽちゃぽ、むくみがひどいときに
冷たいものを食べ過ぎて、またはビールを飲みすぎて胃がちゃぽちゃぽする~。こんな時は豆類の力を借りてくださいな。
あずきには利尿効果があるので重だるい症状を軽くしてくれます。甘さ控えめのあんこは体に最高ってこと。

わたしはイチジク食べたよ。だいすきなんだ


以前通っていた漢方スクールの先生は「健康オタクの不養生」とおっしゃられてました。
よーするに「やりすぎは逆効果」ってこと。
例えば体脂肪率1ケタ台のボディビルダーさん
引き締まってて自己管理すごいなぁ、と思う一方で風邪をひきやすいんだって(体脂肪なくて寒さに弱い)。
体にいいこと!といってこだわり続けると、楽しいことがどんどんなくなっていって幸せを感じられなくなっちゃいますもんね。

何事も楽しみながら、ゆるゆる生きる。
これが一番大切なんじゃないかなぁ~と思いながら、かき氷を食べる正当化しているのでした笑

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