結局、心に従ったほうがうまくいく　〜読書感想文その②〜

①はじめに

今日はP91〜の後半の感想についてお届けします

全く関係ないですが、本ってやっぱりいいですね

著者の想いに触れて刺激を受けることで
自分の視野が広がる

静かな水面に石を投げて波紋が広がる感覚

読んだ時にすぐ変化は起きなくても
日常生活を送る中で本の内容を反芻することで
ふとした瞬間に気づきを得たりする

今後もいろんな著者の本を読んで
世界を広げていきたいと思う今日この頃でした

さて本題に入ります

②後半特にこんな人におすすめ

・自分が今後どのように生きていきたいか今考えている方
・起業を考えている方
・自己の強みや価値観について考えている方

③後半の感想

後半は自分独自の価値の見つけ方に始まり、実際にどう行動していくか
というアドバイスにつながっていきます

価値の見つけ方って難しいですよね
この本でも述べられていて、他の自己分析本でも共通している
価値の見つけ方のポイントとしては

・自分の過去の経験から見つけること（特に挫折経験は重要な意味を持つ）
・相手と比べてすごいところを見つけるのではなく、
自分の中で秀でているところを見つけること
が挙げられると思います

特に「相手と比較しない」という所は本当に重要です

日本人は謙遜することを美徳としているので
自分なんかそれほどでもないと考えて
せっかくの良い所を自分で認めてあげない節があります

確かに世界で活躍している有名人よりは今はスキルは劣るかもしれない
でも自分の他の強みと掛け合わせたり
経験を乗せることで
その人とはまた違った味わいを生み出せるかもしれません

自分で気づいた些細な自分の価値はぜひ大切にしてください

また、実際にどう行動していくかのフェーズでは、
セルフブランディングの方法なども交えて説明されています

起業という視点からのお話は多い印象ですが、
実際に自分の価値を見つけて行動しようという段階にいる人にも
有益な情報を伝えてくれています

特に私に響いたのは
「完璧主義をやめる」ということと「変化はつきもの」ということ

私もそうでしたが
自分の中できちんとやれるという自信を持ってからやりたい！
と考えてインプットし続けるという状態が過去にありました

でも自分が届けたいものが届けたい人に合っているかどうかは
アウトプットして初めてわかるもの
その時足りないなと感じたものを追加でインプットしていけば良いのです

最初の一歩はなかなか勇気が入りますが、
まずは100％を目指さずアウトプットしていきましょう

また、変化はつきものの話ですが
世の中変わらないものはないですよね

それは自分の気持ちも同じ
人間関係・環境などの変化に伴い
想いも変化していくもの

一貫性がなきゃダメ！と思い込まず
価値観はアップデートしていって良いのです
そこに過程があるはずだから

みんな真っ直ぐに見えるけれど
その過程では色々思い悩むこともあったはず

自分の変化に正直に、気持ちを受け入れて成長してね
とそんなアドバイスをくれるような最終章でした