季語・蝮蛇草:俳句幼稚園
かまくびをもたげてひとりまむしぐさ
ほんとうのこころしらずやまむしぐさ
いきぬいてせんりゃくのありまむしぐさ
これまた、またまた、馴染みのない季語で驚く。見た目もグロテスクだし毒もあるらしい。植物の世界にもスゴい奴がいるな~って感じ。妄想を広げて3句詠んでみた。
1句目、鎌首をもたげる蝮のような姿。威嚇する動作が、人間のマウントとか強がりを連想。強そうに振る舞って自分のカラに閉じ籠もるのは淋しい。だいたいエラそうな奴ほど中身が空っぽ。弱い犬ほど良く吠える。空威張りしてると孤