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③自己紹介【闇落ち編】

こんにちは、さいとうです。
前回に引き続き、今回も第3回目となる自己紹介の続きを書いていこうと思います!

過去の自己紹介シリーズはこちら!(もはやシリーズになっている)
【第1回】思春期編
【第2回】海外編

第3回目の自己紹介となる今回は、『闇落ち編』でお送りしたいと思います。

前の内容を読んでない方、ブラジル留学までのいきさつが気になる方は、ぜひ第1、2回目の自己紹介も読んでみてね∼(^.^)

では、第3回『闇落ち編』、はじまり、はじまり∼🌸

ラジオで聞きたい方はこちらもどうぞ。

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ブラジルテンションによる人生の間違い

泣きまくったブラジル留学も、1年住んだ頃にはギョッとするくらい馴染んでいた。帰国頃には夢の中でもポルトガル語をペラペラ話し、のびのびしてなんでもハハハと陽気に笑うやつへ大変身。環境ってすごい。
そのまま私はパッションの国を引きずり、変に明るいテンションで帰国。

すぐに大学受験だった。
泊まらないサンバのテンションに押し上げられて、長年の夢だった「大学生になったら早稲田に入り、吉村作治先生のもとでアシスタントを目指す!」が、気づくと「日本中の祭りを飛び回ってみたい!!」という思いにすり替わっていた。

ブラジル時代の友達との1枚

祭りについて学べる大学を発見し、そこに猛勉強の末合格。
無事に大学に入った所まではよかったものの、今度は久しぶりの日本がきつかった。

ブラジルの雄大な大地に染まりのびのびしてしまった私は、言いたい事もスパッというようになっていた。そんな私に、日本の遠慮を美徳とする文化や、言いたい事を読み取ってくれという忍者のようなコミュニケーション、そしてギューギューな満員電車、女子同士なら無言の強制連れション文化は、ゲームでいう超ハードモード状態だ。日本怖い。つらい。
そして極めつけは全然祭りに興味がなさそうな同級生たちに心がポキっと折れ、寝込んで中退。 

在学中に発した言葉は、エレベーターで乗り合わせた人々へ「上へ行きますか?」の一言のみであった。

他の記憶は何もない

日本の働き方に挫折

中退してからは、とりあえず大学を辞めた手前、自立して生きていかねば!と焦って色んなアルバイトをやってみた。
しかし!日本の接客業の働き方にも私は全然、馴染めなかった(笑)。

接客業の頃、私の働いたお店は、店に誰も客がいなくても「私語禁止!」スタイルで、ただでさえヒマだと時間の流れが遅いというのに、「とにかくしゃきっと立て」と言われ、不思議なしゃきっとタイムが流れる。
また、お客さんから明らかに理不尽でおかしいクレームがきても、「クレームを受けたら問答無用にまずは謝れ」といわれた。

なんて苦しい現実なのだ

ブラジルでのびのびしてしまった私の頭では、「仕事は人が来たら頑張るから、ヒマな時くらいはスタッフ同士でのんびり話したり、イスに座って休ませたりさせてくれ~」と思っていた。
そして、クレームがきても明らかに変な内容だったら、謝罪の前に「もう来なくていい」と言いたい。

このお店に限らず、私が働いた様々なアルバイトは大なり小なり不思議な日本の厳しすぎるマイルールに満ち満ちていて、毎日が「???」の連続。働いている人もみんなピリピリしていたし、心が光の速さですり減った。
「大人になるとは、つまり忍耐…?」と錯覚しそうになるくらい、理不尽な軍隊のような世界だった(笑)。

ストレスから病気へ

そうした日々を続ける内に目は光を無くし、ある時から段々と身体に異変が!まずは全身に発疹。その後に肺のヘルニア、パニック障害、嘔吐、極度の胃痛、不眠、躁鬱など。変わりばんこに色んな不調がやってくるではないか!こわ!!生きるのつっら!!となった。

日本に帰国した逆カルチャーショックと、合わない仕事のストレス。
そしてフリーターで過ごす将来への不安がごちゃ混ぜになって、頭がグルグルして全然眠れもしなかった。

また、このタイミングで現実逃避をするように旅をしていたインドで、なんと腸の感染症にかかり緊急帰国。
猛烈なダルさと高熱、ひどい下痢、「あ、死ぬな」と思った。

日本に帰って病院に行くと、お医者さんから「命の危機でしたよ!」と言われ、「やっぱりそう?」と思いながらの入院生活が待っていた(笑)

その後退院できてホッとしたのも束の間、後遺症なのか信じられないほどのひどい下痢が止まらない(笑)!!
突然訪れる1日に13~20回のトイレタイム。
食べても食べても栄養が全然吸収できないので、全然体力がつけられないのだ(;・∀・)栄養が吸収できないという事は、筋肉にもならない。
歩いてみても、一駅分も歩けなくなってしまい、少し散歩しようとしては親に「助けてくれ…」と頼み迎えにきてもらったりとか、20代前半なのに恐ろしいほどの虚弱体質になってしまったのだった…(((( ;゚Д゚)))

その年に、日本でその病気にかかっていたのは私唯一人だけ。
ネットで同じようなことを悩んでいる人を探して症例をみたくても、全然情報が見当たらない。対処の仕方が分からないまま、まさかの1年寝たきり生活が始まった(  Д ) ⊙ ⊙

しかも、そもそも感染症にかかった原因は明確ではないのだけれど心当たりがあるとすれば、インド人がうんこを触った手を洗わずに私のカレーを調理したからっぽかった。うーん、泣ける!(笑)

毎日コタツに横になり天井しか見えない生活。
食事は全部親のお世話になり、もはや早くも介護状態だ。
そんな状態からか躁鬱も併発してしまい、生きてる意味がわからなくなり、さすがにこの時期はとってもつらかった。

エジプトからブラジル、中退からの沢山の病気、そしてうんこ菌から介護生活へ…人生はどえらいのう…と諦めながら横になった。

1年間は、コタツと布団を往復するのみ。
外に世界が存在するのかすら忘れそうになった。

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さて、第3回目も今日はいったんここまでとなります。
いかがだったでしょうか?

長い自己紹介にもめげずに読んでくれた人は、ついに私がうんこ菌に冒されていたという事まで知ってくれたんじゃないかと思います(笑)。

ここまで読んでくれた方、今日もありがとうございます^^
まだまだ自己紹介は続きます(笑)。

続きの自己紹介シリーズはこちら!
ぜひこちらも読んでみてね∼(^.^)🌈
【第4回】引きこもり、社会復帰編
【第5回】溢れるヲタクLOVE編
【第6回】転職、そして今の気持ち編

次回第4回目は、「引きこもり、社会復帰編」!!!
寝たきりになっていた私に起きたまさかのミラクルや、社会復帰までの道のりを語ります!

興味がある方は、是非noteのフォローもよろしくお願いします(*^o^*)

それでは今日も、みんなにステキな時間がありますように!


さいとう

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