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*寂しさと戦う*

生きていたら、寂しいという感情を感じたことの無い人などいないと思う。

どんなに友人や仲間に囲まれていても、心から自分が相手のことを信用出来なければきっと寂しいだろうし、恋人や友人と楽しい時間を過ごした後、ふとひとりになった時。
眠れない夜に、天井を見つめながら今後の不安に押しつぶされそうになっている時。

きっと寂しいと感じる瞬間は人それぞれで違うのだろう。

私は、親にも友達にも心を開いて話すことが出来ずに、恋人に自分のことを全てわかって欲しい、受け入れて欲しいと求めてしまう傾向がある。

自分なりに今の性格形成について思うところがあるのでお話させてください。

最初の自己紹介ではアダルトチルドレンとお話してはいるが、家庭では愛されて育ててもらったという実感はある。

なぜアダルトチルドレンと思うのかというと、親が某宗教の2世。そして私は生まれた時から必然的に入会することになり、某宗教の3世にあたるため、小さい頃から宗教の教えや、集いに参加させられていた。
その宗教がどういうものなのか考える間もなく、身近にあり、集いに行くのを面倒くさいと思うこともしばしばあったが、親にそれを伝えると悲しまれるか、怒られるかだったので、自分の気持ちを伝えない方がいいと察したのである。

そんな中で育っていって、心の奥底の
「宗教のことは置いといて、私の気持ちと向き合ってみてほしい」
「受け入れて欲しかった」という気持ちがムクムクと育っていったように思う。

思春期になり、恋人ができると、
相手に愛されているという実感があるうちはいいものの、相手も人間なので、ずっと同じ好きの度合いで付き合っている訳でもないだろう。

私生活が忙しければ、彼女のことが好きでも少しおざなりになってしまうこともあるかもしれない。

それなのに、

「なんで、前みたいに好きって言ってくれないの?」
「好きって気持ちが私に伝わらない。あなたに振り回されるのに疲れた」

なんて、相手のせいにしてました。
いや、本当に精神的にこども。

それから、少しは成長したのか相手の状況とかも考えられるようにはなりましたが、
やっぱりそれでも相手には伝えないだけで、求めてしまってます。

自分が寂しいと思っている時は、相手にも思っていて欲しい。
好きでいて欲しい。
他の子のことを可愛いなんて思わないで欲しい。

感情のままに相手に伝えないってことを習得しただけ大人になってるかな?

今の恋人と、デートを終えてバイバイした後のやり切れない寂しさ、次の日の朝の喪失感は何とも言えなくて、毎度毎度戦っています。

この寂しさは、相手に埋めてもらうものじゃなくて自分で埋めないといけないものだということも分かってきていて。

お互い、離れている時間は自分の目の前のことに集中して、自分のことを大切にする。
自分の時間を有意義に過ごして、眠る前に、
「大好きな彼が今日も笑顔で健康で過ごせたかな」なんて思いを馳せながら眠る。

そんなことを目標に、気持ちをnoteに整理しながら過ごしていこうと思います。


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